コメント
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顔にったにったすぎてはちみつです(?)
ゆめねこ
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ゆめねこ
ゆめねこ
ゆめねこ
brkr *ほのぼの *先輩×後輩 入学式でのお話
新入生が入場します。 拍手でお迎え下さい。
パチパチパチ
と体育館内に拍手が 響き渡る。
入学式2,3年も参加とか···
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なんて小さい声で呟いてしまう。
そんな別に新入生なんて 部活やってる人しか関わらな、い···
···あの子。
いや、全然知らない人だし見た事ないのに何故かその子の魅力にとても 惹かれた。
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···可愛い? え、男子相手に可愛いって。
···
胸がキュって苦しく、ドキドキしてて 周りの拍手が耳に入ってこない。
静かであの子が目立ってるように 僕には見える。
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そんなちょっとの希望を抱えながら 入学式が始まった。
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入学式って普通に疲れるから嫌だわ。 校長先生の話とかほとんど 聞いてないし。
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てか担任の先生校舎とか色々回っていいって言ってたから1人で来たけど。
kr
中庭汚いイメージだったけど 意外と綺麗にされてた。
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そんなことをぼーっと考えていると 上からヒラヒラと"ピンクの花"が 落ちてきた。
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今日の疲れから直ぐには気付かなかったが、中庭にも桜が咲くとは。
kr
桜いい匂いだし、春はやっぱり 桜が咲くのいいよなぁ···
そんなことを考えながら 誰かから声を掛けられた。
入学式が終わり、帰りのHRも 終わった後、直ぐにあの子を探した。
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1学年の階。図書室。···全部の校舎内。 全て探したが、彼の姿は見当たらない。
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···まぁそれは僕の事だけど。
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全部探したし、グラウンドも窓から一応見たけど人影がなかったし。
···帰っちゃったかなぁ。
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昇降口玄関の直ぐ近くから行ける所。
"中庭"
そこの中庭に彼の特徴の 黄色の髪の子が居たのだ。
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あの黄色の髪。僕と同じぐらいの身長。間違いない!
彼は桜の木の下に立っていた。
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その時。
タイミングを合わせてくれたのかと言うほど、風がヒューっと静かに吹き、桜の木と彼の髪が揺れた。
この時、完全に僕の心は 彼に掴まれていたのかもしれない。
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勇気を振り絞り声を掛けてみることに した。
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!!! 笑ってくれた!!
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か、可愛い。 やばい。破壊力。えぐすぎる。
むり。
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あーーー。 やば。勢いに乗って言っちゃった。
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え、顔めっちゃ赤いじゃん。 照れてる。可愛い。やばマジでこの子。
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絶対、絶ッ対に
振り向かせてみせる!!
この時はまだ知らない。 猛アピールしまくったら、
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kr
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結構、早めに 僕の恋は叶ったみたいです。