「ぇ…?」
名前も知らない人に、夫の幼馴染だと言われた。
🐯「ぁ、僕、キムテヒョンっていいます。」
「!?」
心を読まれたみたいに、私の思ってる事を言われた。
🐯「ほらヒョンも!」
🐭「………ミンユンギ……」
「ど、どうも…」
🐯「で、さっきの話に戻るんだけど、」
🐯「僕たちもびっくりしたよ?しかも、○○さん僕達の事覚えてない…?」
今にも泣きそうな顔をするから、焦る。
「あぁっ、いえいえ…その…どっかで見たことあるな…ぐらいですけど…」
🐭「俺ら、前お前と会ったことあるぞ?」
「ですよね…?」
🐯「一緒に飲んだの覚えてないですか…?」
「………あっ!」
🐭「思い出した?笑」
「はい…!結婚祝いに…」
🐯「結婚式挙げませんでしたもんね…」
「お金はあったのですが…旦那がどうしても嫌だというので…」
🐭「…あぁ〜…そーゆー事…」
🐯「だからやんなかったんだ…」
何か納得したような顔をする二人。
「???」
🐭「俺らっていつ初めて会ったんだっけ。」
🐯「僕らですか?えっと、高校の入学式ですっ!」
「そんなに前から…!?」
🐯「そうなんですっ✨」
🐭「んで、高校生活最後の日に、」
『必ず大人になっても、じーちゃんになっても、 一緒にいよう』
🐭「って約束したの覚えてる笑」
🐯「それで!大人になって、仕事先何にする?って言ってたら、殺し屋になってたよね笑」
何が何でも仕事先考えて殺し屋になる事絶対無いでしょ()
🐯「最恐で最強な7人って言われてたよね笑」
「…?あと、私の旦那含めて四人いましたよね…?」
🐭「一人目は女。二人目は社員。三人目は死んだ。で、お前の旦那。薬物。」
「……ごめんなさい…」
🐯「なんで謝るの?大丈夫だよ…」
「…ぁ、あの…旦那は今どこに…」
🐭「俺の薬でぐっすり眠ってる。」
「薬っ…?」
薬という言葉に少し敏感になってしまう。
🐭「ふっwばーか笑そっちの薬じゃねえよ笑」
「あぁ…すみません…」
「お薬…作れるんですか…?」
🐭「ん?まぁ、うん。」
「凄い…」
🐭「ホソガに飲ませた薬は、約30分眠らせて、興奮状態を一旦落ち着かせる薬。」
⇡落ち着いてる時は、興奮状態になってる時の記憶はありません
「…何時間落ち着かせられるんですか…?」
🐭「一時間。」
🐭「でも、何回も使うと薬物みたいに中毒死する。」
「ぇ…」
🐭「一回なら別に中毒性はないけど、二回三回も使えば死ぬ。」
🐭「それで俺の幼馴染死んだからさ…笑」
🐯「……とっ、取り敢えず!あと…5分ぐらいでヒョン起きると思うから!」
「はっ、はい…!」
それから私は、お屋敷を少し見る事にした。
「広いな……」
「?」
きっちり全部ドアが閉まってるのに、1つだけ中途半端に開いていた。
中をちょっぴり覗いてみると…
「!!」
ぐっすりベットの上で眠っているホソガがいた。
「ホソガ…?」
ホソガじゃないみたいな可愛い寝顔… でも、元々の貴方はこの姿なんだよね。忘れちゃってた。
ベットの横にある椅子に座り、ホソガの頬を拭う。
すると、ホソガが起きた。
🐴「ん…あれ…?○○?」
また、優しい声で呼んでくれた。私の名前を。
「ぁごめん…起こしちゃった?」
🐴「んーん、大丈夫…」
🐴「てかなんでここに…?しかも、ここどこ…?」
「ぁ、えっ、えっと…」
🐰「ヒョン。」
ドアに持たれかかりながら、ホソガを呼んだ。
🐴「!ジョングガ!!!」
「!」
🐰「お久しぶりです。」
軽く会釈をしながら、私の隣の椅子に座ってきた。
🐴「なんでここに!てかここどこ!(2回目」
🐰「笑まず、ここは僕の祖父の家です。」
🐴「ぁ、そうなんだ。」
🐰「はい笑それで、僕が散歩してたら、○○さんと、ヒョンが歩いてきたんです。挨拶しようと思ったら、僕の目の前でヒョンが倒れちゃったんですよ!」
「……」
🐴「あ~…そりゃごめんね… 僕も疲れてたのかなぁー…」
🐴「……その…ちょっと言いづらいんだけど…」
🐰「…笑ごめんなさい笑今出ますね笑」
🐴「ごめんね笑」
🐰「暴れだしたらさっきいた所に来てください(小声)」
「!!」
🐴「?」
🐰「ごめんなさい笑それじゃ👋🏼」
ぼそっと私の耳にそんな事をとっさに言えるジョングクさんが、少しかっこよく思えた。
🐴「……○○ッ…」
ギュッ
「わっ!………笑」
何を思ったのか、急にジョングク君が居なくなってから、ハグしてきた。
「何?どしたの?笑」
背中を優しく擦ると、
🐴「なんか…久しぶりな気がして…毎日会ってるのにね…笑」
「…!…………」
「っ…(涙)」
🐴「え!?何!?なんで!?!?」
急に私が泣いてしまったからか、離して、私と向かい合うようになった。
私は、貴方にすごく傷つけられた。 精神的にも、肉体的にも。
それでも、貴方からは離れられなかった。
だって、出会った時、優しくて、明るくて、元気のある貴方を大好きになってしまったんだもの。
🐴「僕…なんか悪い事言っちゃった…?」
そんな優しい言葉をかけてくれる…もっと離れられなくなってく…
「んーんっ…ッ…違うのっ…」
「ごめんっ…ごめんねっ……ッ」
🐴「何!?なんで!?大丈夫だよ!」
するともう一回、ぎゅうっと力強くハグされた。
貴方は気づいてないかもしれないけど…
私も貴方の中毒なんだよ。
「ん…ありがと……」
🐴「もう大丈夫…?」
「うんっ…!」
🐴「あの…ちょっと聞きたい事があるんだけど…」
「ん…?」
🐴「ジョングガの他に、2人いた…?」
「うんっ!ユンギさんと、テヒョンさんがいたよ!」
🐴「そっかそっか…!」
それから私達はいっぱい話した。
私の仕事場の話、ホソガが私のどんな所が好きなのか、私がホソガのどんな所が好きなのか。とか。
そんなの話してたら、1時間なんてあっという間だった。
🐴「……?お前……○○じゃ…ないっ…」
「えっ…?」
🐴「お前は違う…!○○じゃない…!!」
🐴「早く!!早く○○を連れてこい!!!」
やばい。そう思った私は、とっさにその部屋を飛び出し、逃げ出した。
さっきジョングクさんに言われた場所に戻る。
_ジョングクside_
早くっ…!早く○○を連れてこい…!
上の階が騒がしくなってきた。
🐭「……おい…ジョングガ…」
🐰「ん、はい、今行ってきますね。」
🐯「気をつけてねー!」
🐰「はーい笑」
○○とホソクを探してる途中…
🐰「はぁ…めんどくさ…」
🐰「もう…」
僕にしとけばよかったのに__
皆様こんちわえむです❗
いかがだったでしょうか…
最後ぐく君がぁっ…!笑
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それでは、素敵な一日をお過ごし下さい。
コメント
126件
グクかっこいい !ドSグク最高!
主さん超最高!