君は桜の様だった…

学校

数年後

皆さんへ 今まで黙っていてごめんなさい 何度も伝えようとしたけど怖かった 何度も後悔した もっと皆と居たかった ごめんね 今皆が読んでるってことは 私、死んだんだね お母さん今まで育ててくれてありがとうこんな別れでこめんね 私の事嫌いになちゃったかな？ どうしても、お母さんに知られたくなかった、だって言ったらお母さん 心配しすぎちゃうから これからも頑張ってね 私の分まで元気でいてね 死んでも私は、お母さんのそばに居るよ！空から見てるね 陽斗君へ 大好きだったよ ごめんね黙ってて 最後の日に言おうと思ったけど やっぱり無理だった 怖かった 自分の病気のことを信じたくなかった ずっと陽斗君の隣にいたかった 何でだろう涙が出てくる 何で悲しいんだろう 最後くらい笑顔でさようならって 言いたいのに 何で涙がこぼれてくるんだろう 苦しいよ そろそろお別れの時間が来るのかな？ 心では笑ってるのに 顔では泣いてる このまま時間が止まればいいのに 陽斗君 幸せになってね 陽斗君の結婚式ちゃんと呼んでね 赤ちゃんも見せてね 待ってるよ 空から見てるからね！ さようなら 桜夜