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笑顔の仮面のその奥で
🤪×💎
⚠️ びーえるやよ😎😎 ちょいエモ(予定)
俺には、人の顔が二つに見えとる。 ひとつは、本人が“見せたい顔”。 もうひとつは、隠そうとしてもにじみ出てまう“本当の顔”。 朝の教室は、その二つが入り混じってざわついとる
笑い声、机を引く音、誰かの靴底が床をこする音。 窓から差し込む光が白くて、少しだけ目に痛い。 クラスメイトたちの顔には、いつも通り二つの表情が重なっている。 明るく笑っている仮面の下に、眠そうな顔。 大げさに驚く仮面の奥に、冷めた目。
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まぁ、見慣れた光景や。 見飽きた、とも言える
ただ、1人を除いて
MOB
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軽い調子で笑う声が、教室の中心から響いた。
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俺は視線を上げる。 ほとけの顔には、仮面しかなかった。
いや、違う。仮面が一枚じゃない。二枚でもない。
何枚も何枚も重なっている
一枚目は、誰にでも向ける人懐っこい笑顔。 二枚目は、場を和ませるための軽い笑顔。 三枚目は、「大丈夫」を貼り付けた笑顔。 四枚目は、「なんでもない」と言い切る笑顔。
こんなん一生素顔には届かへん
ほとけがこちらを見た
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軽く笑う。いつもの調子。いつもの距離。
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素っ気な返すしかなかった。 本当は、聞きたいことが山ほどあるのに
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🤪
🤪
なんてことばかり考える。 考えても意味ない、やめよやめよ。
昼休み、いつも通りのメンツ… イツメン、ってやつの6人で飯を食うために屋上へ来た
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と、笑うお前は仮面ばかりで素顔は見えへん その顔も、嘘なんや。
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不意に口から出た言葉。 こいつを見ていたら心配でいたたまれなくなった
ほとけが足を止める。振り返る。 やっぱり、そこにあるのは笑顔の仮面だけ。
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肩をすくめる仕草さえ、 作り物のように完璧だった。
苛立ちが胸の奥で小さく音を立てる。
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突然現れたこのやかましい派手髪のふたりは いつも飯を食う友達。りうらとないこだ
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初兎と悠佑、通称アニキ。
この4人は俺を信頼してくれているのか、 素顔がよく見える
ほとけだけは素顔のすの字も見えへん。
放課後の廊下は、やけに長かった。 道行く友達全員に明るく挨拶をしているほとけ。
疲れないんやろうか?
全員帰ったところで、行こう! とほとけが歩き始める
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ほとけが今日の面白いこととかを話す こいつはホンマにおもろいって思ったんやろか?
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急にほとけが足を止めた。
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心配で声をかけてみる。
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ほとけside
放課後の廊下。 いっつもいふくんと帰るんだ~
友達が帰って行っているから、 一人一人にちょこっと話して帰る。
話しかけるから話す。
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そう。普段の明るい僕とは対照に、 僕はほんとは根暗だ。
人になんて思われてるかとか 気にしすぎてしまう
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友達が全員帰ったことを確認して、 いふくんに
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と言う。
いふくんは勘が鋭いから、 他の人より手を込んで隠さなきゃ行けない
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大丈夫、笑えてる いふくんもクスッと笑ってくれた。
"ほとけ"
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僕は不意に止まった。 誰かに呼ばれた?
いふくんの声より低くて落ち着いている声。 でも友達はみんな帰った
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いふくんが心配そうな眼でこちらを見ている
心配かけちゃダメだ
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普段なら「なんでもないよ」と言うところだが この声が気になった
いふくんに面倒に思われるかな、と少し恐怖心を抱きつつも 尋ねてみた
いふside
昔。ほとけがこんなに仮面を被る前に ほとけが言っていたことを思い出した
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この時少しだけ、仮面の奥が見えた気がしたため 俺は本当なんだ、とは思ってた
だけど小学校高学年頃だったから そういう時期なのだろうと促していた
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俺はこの頃から仮面の奥が見えない ほとけを心配していた
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と言いながらピースをするお前の顔は いつもより仮面が多い気がした
って、昔言っとったから そういうのか……?
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🤪
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🤪
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🤪
いつもここまで心配する素振りを見せることはないが 今日のほとけはなんや変やと思った
だからそうききかえすと
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ほとけside
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今日のいふくんはやけにしつこい。 でもまだ気づかれていないはず
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"大丈夫"
後ろからそう聞こえた気がした。
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ここまで読んで頂きありがとうございます
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