余命零年、それでも君の隣にー投稿休止中ー

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

俺は目を覚ました

体を起こすのもだるい俺は

顔だけ動かし時計を見た

7時30分

だるかった体を動かし

慣れない制服を着てパンを手にし

「行ってきます」と

返事が帰ってこないものの挨拶をしてから

大急ぎで家を出た

なんで俺は夜遅くまでゲームしてたんだ！！

たくｯ！今日は始業式なのにぃ！！

. . . .

. . . .

最悪まだ下駄箱には人が沢山いた

クラス表の前にはまだ1年生かと思われる人が沢山いて 見に行ける状態ではなかった

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

キョロッと教室内を見回すと

ﾊﾞﾁｯ

ある女子生徒と目が合い、 俺は慌てて目を逸らしたっつん達の方へと目を向けた

たっつん達の話しは脳へ届かず頭を支配してるのはさっき目が合った クラスの女子

地毛なのか分からないけど赤く、ツヤが入った髪の毛に白い肌、 スタイルは良く、笑顔も素敵で...

さっきから反応しない俺に疑問に思ったのかたっつん達が話しかけてきた

いや、全然違うけど

ここで否定したらめんどくさいから同意しとこww

ふと隣の席を見る

カバンが掛かってはいるがその持ち主はまだいない

そう呟くとさっき目が合った女子が近づいてきた

え、なになに？俺なんかされんの？

そう思った俺の予想ははずれ

彼女は俺の目の前に来て隣の席にストンッと座った

そうして先生のながーいお話が終わり、とうとう始業式

. . . .

え？マジで言ってる？ 気まずいんですが、それは

気まずいと思ってた俺だが先生の命令だと思い、 仕方なく顔を隣に向けた

すると隣の彼女が俺の顔を覗き込んでいた

なんか大変なことになりそう

. . . .

俺は知らなかった

この出会いが、彼女の... 「椛」の

運命を大きく動かすことになることを...