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休み時間 、 密かに楽しみにしていた 菓子を 机の上へ出す
と 、 前の席から 話しかけてくる 友人
そう応えて 口へ運ぶ
我ながら 上手くできたのでは 、なんて 心を躍らせていた
いつの間にか ひとつ 彼女に 取られていて
ガチト - ンで 呟く彼女に 苦笑して 軽くあしらうと
なんて 前のめりに 否定してくる 。 そんな姿が 可愛くて つい 笑ってしまう
彼女が トイレへ 行っている時 、 目の前に 大きな壁が 立ちはだかる
顔を上げると 、 同じクラスの
” なあに 急に ” と 初めて話すので 穏やかに 問いかけると
マカロンを 指さす 彼
そう言うと 、 小さく頷く
そんな彼に笑って 、マカロンを差し出した
” はい 、 どうぞ ” と渡すと ひとつ手に取り 口へ運ぶ
気のせいか 目が輝いているように見えた
knm
ぼそ 、と 呟いた言葉に 感謝をする
knm
目を見て 言われるものだから つい 驚いた 。 よく 授業では眠っていて 無口な人だと 思っていたから
なんだ 、 全然 普通じゃん と思い 笑顔で返答した
そう目を見て 伝えると
knm
口角を上げて 笑い 去っていった
その後 、 興奮気味に 質問攻めしてくる友人を ど - ど - と なだめる
話によると 国見くんは よく モテるらしい 。 女子からは 手紙や 手作りを 貰うことがあるらしいが 、 全部 断っているとのこと
そう呟く私を ニヤニヤと 楽しそうに笑って 見る 友人
楽しげに 問いかけてくる彼女の質問を 軽く流した
” 同じクラスの 国見くんは 甘いものが 好きらしい ”
𝚂𝚃𝙰𝚁𝚃