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殺人鬼と少年

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殺人鬼と少年

1 - 殺人鬼と少年

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2018年12月15日

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私は昔から自分以外の人が嫌いだった母も父も先生も誰もが私を 「悪魔の娘」と呼び、嫌った 私はもう人を信じることを止めた。 私は愛してくれない父と母を殺した ナイフを向けたら二人は怯えた 愉快だった。 また怯える顔を見てみたい。 こうして私は殺人鬼になった。 見つけたら殺す。それが私だった そう、あの人と会うまでは...

はぁ...はぁ...

(初めて人を殺してからもう一週間たつのか...)

そう思いながらナイフを持って走る。初めて人を殺して、その日から 人殺しを続けてきた。 今日で10人目。今日の人は暴れるからかなりてこずった。 ちょっとした後悔もした。 でもそんなの気にしない事にした。

(ん?あの子...。 ...殺しがいがありそうだな)

れん

? (女の子?)

ねぇ、あなたこんなところで何してるの?

れん

え? 眠れないから外の空気を吸いに。

ヘー...。でも危険だよ?

れん

え?危険?なんで...?

最近この近くに出る連続
殺人鬼。しかも夜中に出るらしいよ?こんなところにいて大丈夫?(私の事だけどね)

れん

そうなんだ。初めて知った。教えてくれてありがとう。

え...?

(なんで慌てないの...?)

(というか...何...この気持ち...)

その時私は初めて人の暖かさ、優しさを知った

あなた優しいんだね(ボソッ)

れん

ん?何か言った?

あ、ううん。なんでもない

(そうだ、そんなことより殺さなきゃ!)

ねぇ、そんなことより

死ね

そう言った後、私は彼の首にナイフを向ける。初め彼は少し怯えた顔を 見せた。彼は怯えた顔で死ねるんだ。 そう思い少し嬉しくなった。 でも、彼が取った行動は私には 分からなかった。

れん

そっか

ザシュ

え...?

れん

丶(・ω・`) ヨシヨシ

さ...触らないで!ヨシヨシしないで!

れん

でもお前、辛い事があったからナイフを俺に向けてるんだろ?

うぐ...

れん

ははっ。正論だろ?

うん...

れん

なぁ、お前俺の家行く?

え...?いいの?

れん

良くなかったら聞いてねぇよ。行こうぜ。

うぅぅ...(つд⊂)

れん

え...ごめん!泣かせるつもりじゃ...

ううん...ありがとう...

れん

あ、嬉し涙?

はい...

れん

そっか。

こうして私は彼の家に住ませてもらう事になった。相変わらず彼は優しかった。 そしていつの間にか私は彼の優しさに引かれていた。そして高校3年生の時彼が好きだと言うことに気がついた。 告白したい。そう思ったけど なかなか勇気が出なかった。 その時、私は気付いてなかった。 私はもう「殺人鬼」では無くなっている事に。 そして今日は待ちに待ったバレンタインデー。今日はこそは告白したい。

(れん、受け取ってくれるかな?)

あ!れん!

れん

あ、雪。どうした?

れん、放課後大丈夫?

れん

うん。大丈夫だけど...。

あのさ、放課後に言いたい事があるんだ。この木の下に放課後、来てほしい。

れん

分かった。じゃ、放課後

うん。放課後に

放課後

れん。来てくれてありがとう。

れん

うん。それで?雪、言いたい事って何?

うん、あのね

私が小学4年の時、れんが
れんの家に行かせてくれたじゃん?

れん

うん

多分その時からだったと
思うんだ。

れん

何が?

れん。私、れんの事が好きです!良ければ付き合って下さい!

れん

!!!

(フラれちゃってもいい。)

(やっと自分の気持ちを伝えることが出来たんだから。)

れん

いいよ。

え...?

れん

実は俺も雪のこと好きだったんだ。だから、俺からも、付き合って下さい!

! はい!

これで終わりです。いいねが多かったら続き作ります。

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