最年長でも甘えたい

すとぷりハウス

🚪ｶﾞﾁｬ

やばい、なーくんの顔が怖い

俺は怖くなり、自然ところんの袖を掴む

少し沈黙があった

先に口を開いたのはころんだった

やっぱり ずっと無理してたんだ

泣きそうな顔、俺の事を庇ってくれた

ジェルがこうなったのは俺のせいなのに…

意外と簡単に受け入れてくれた

良かった……

嘘……

今 すごく危険な匂いが…

泣きたいよ

怖いよ

ころんが悲しい顔してる

違うのに ころんは何も悪ないのに

絶対 俺のせいなのに

俺がもっとちゃんとしてれば

ジェルだって倒れなかった

ころんだって苦しまなかった

やっぱり 俺は誰かに甘えたらダメなんだ……

怖かった

でも どうしてもころんは悪くないと言いたかった

沈黙が続いた

🚪ｶﾞﾁｬ

俺は勢いよく抱きしめた

俺は周りなんて気にせずに泣いていた

いつもより優しい声

ころんの言葉が何より嬉しかった

さすが 俺の"愛方"だな