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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

なんでッッ!どうしてッッ!!俺だけ残して....逝かないでよ......まゆ......明那.........

そんな嗚咽混じりの言葉が2人に届くはずもなく。

それからというもののその人は狂ってしまった。

あれだけ明るかった性格は、驚くほど狂気に満ちて、煌びやかな目はどんどんクマが酷くなっていく。

最初の方こそ、そんな様子を心配した人もいたが、どんどん相手にしなくなっていった。

彼はついに禁忌の儀式をを行ってしまう。

それは死者を蘇らせると言うものだった。

そんな儀式をすれば勿論代償は払わなければいけない。

それが普通なのだが、その儀式は違った。

本の中に書いてある儀式を行う上で、手順を間違えてはいけないと注意事項に書いてある。

つまり、手順を間違えることで代償を払わなければいけなくなるということである。

しかし、手順さえ間違えなければいいわけだ。簡単なことなのだが、この男は手順を間違えてしまった。

一体どんな代償なのか。

それは、この本に取り憑かれるということ。

実はこの本はただの本ではなく、トップレベルの悪霊が取り憑いている。普通なら抵抗するだろう。

でもこの男はしなかった。むしろ受け入れたのだ。

もういいや....と。

彼は自暴自棄になってしまった。

もうあの時の煌びやかで明るく純粋な青年はいないのだ。

そこに残ったのはただの悪霊に取り憑かれ己を失ったヒトナラザルモノだ。

Mântuitorul Marelui Păcătosー愛する彼らの為に

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コメント

2

ユーザー

きっと救われろ() 去年から作りこんでるからね(半年くらい何も手つけてなかった女)

ユーザー

そういうことだったのか…!?ぷわもえげつないな…まじで可哀想すぎてやばい…ストーリー考えられてて好きだわ…

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