〇〇
今ここで息を荒くして
〇〇
立ちすくんでいる君も
天城燐音
そりゃぁ、動いたあとだからな
〇〇
400年後には跡形もなく
〇〇
生まれ変わっているのだよ
椎名ニキ
そもそも生きてますかね?
〇〇
画面の向こう覗き込んで
〇〇
自分事のように落ち込んでさ
桜河こはく
そんなことした覚えはないんやけどな…
〇〇
取って食われた劣等感から
〇〇
解放されたいならば
HiMERU
何か方法があるのですか?
〇〇
さあ 旅立っていこうか
〇〇
もう後がないのだから
天城燐音
なんか前の話してね?
〇〇
震える呼吸
〇〇
整えて
〇〇
一歩
〇〇
踏み出してみようか!
椎名ニキ
燐音くんならやりそうっすね。
僕は無理っす
僕は無理っす
〇〇
最低だった
〇〇
たくさんの思い出だって
〇〇
数時間後には
〇〇
消えてしまうから
HiMERU
今でも覚えていますよ。
〇〇
そろそろ君も
〇〇
覚悟を決めて
〇〇
元の場所へ帰ろうよ
桜河こはく
前の場所より今の場所の方がよっぽどましや
天城燐音
言い方ひどくね?
〇〇
いっせーのーで
〇〇
えい!
HiMERU
えい!と言われても……
椎名ニキ
確かに、今の方がいいっすね〜
ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"( ˙༥˙ )ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"
ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"( ˙༥˙ )ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"
天城燐音
それLINEで打たなくてもよくね?
椎名ニキ
一応お知らせっす
桜河こはく
わしらは近くにおるけど、〇〇はんは近くにおらへんしな
〇〇
もしここで諦めたとして
〇〇
君はどうするつもりなんだい
HiMERU
そもそも諦めるつもりはないのです
〇〇
帰って地獄を繰り返し
〇〇
じわじわ息を引き取るのかい
桜河こはく
言い方が酷いんやない?
天城燐音
それこはくちゃんが言う?
〇〇
画面の向こう覗き込んで
〇〇
“普通”“一般的”を羨んでさ
天城燐音
そこは共感できるわ
〇〇
本当に苦しい劣等感から
〇〇
解放されたいのだろう
椎名ニキ
劣等感はよく分からないっすけど、解放はされたいっすね。色々と
〇〇
なら 旅立っていこうか
〇〇
どうせ後がないのだから
天城燐音
前はな。
〇〇
散らかった部屋を
〇〇
片付けて
〇〇
いっちょ
〇〇
逃げ出してみようかねえ……
椎名ニキ
いきなり自信なくしたんすか?
HiMERU
HiMERUの部屋は散らかってません。
天城燐音
ツッコムとこそこ?
桜河こはく
そういや、燐音はん今日は大人しいんやね
天城燐音
たまにはちゃんとしようと思ってな☆
椎名ニキ
☆がなければ感心してるんすけどねぇ
HiMERU
HiMERUもそう思います。
〇〇
ねえ
〇〇
君は今さ
〇〇
ほんとに
〇〇
幸せなのかい?
椎名ニキ
幸せっすよΨ( 'ч' ☆)
〇〇
ねえ
〇〇
君は今さ
〇〇
ほんとに
〇〇
幸せになれると思うのかい?
桜河こはく
今は思っとるよ。
〇〇
「ねえ、生きてるうちは、報われないんだって」
HiMERU
そうなんですか
〇〇
「どれだけ頑張っても、孤独ですか」
天城燐音
孤独じゃない…と願いてーな。
〇〇
「ぼくが背中を押してあげようか?」
桜河こはく
押してもらわなくてええよ
〇〇
「ああ…!とても清々しい気分です!」
椎名ニキ
1人で会話してるんすか?
「さて、ゲームのように上手くいくかな」
椎名ニキ
なんかすごく怖いこと言ってきた
〇〇
最低だった
〇〇
たくさんの思い出だって
〇〇
数時間後には
〇〇
消えてしまうから
天城燐音
そんな簡単に消えてたまるかよ
〇〇
そろそろ君も
〇〇
覚悟を決めて
〇〇
元の世界へ帰ろうよ
桜河こはく
だから、嫌やて!
〇〇
いっせーのーで
〇〇
えい!
椎名ニキ
えい!Ψ( 'ч' ☆)
〇〇
わずかな
〇〇
希望や幸せだって
〇〇
数秒後には
〇〇
捨て去ってしまうから
HiMERU
捨てないように頑張ってるんです。
〇〇
最期くらいは
〇〇
明るい笑顔で
〇〇
みんなのところへ行こうよ
天城燐音
ぜって〜やだ
〇〇
怖いのは一瞬だけだからさ
椎名ニキ
怖いのはいやっす!!
〇〇
きっと痛くなんてないからさ
桜河こはく
きっとってことは100%じゃないんやね
〇〇
次はひとりじゃないからさ。
HiMERU
ひとりじゃないということは〇〇さんm
椎名ニキ
てゆーかこの文、前の僕達のこと言ってるみたいっすね
HiMERU
椎名、割り込まないでください
天城燐音
そういやそーだな
〇〇
なんか聴いてたら浮かんできたから
〇〇
やってやったぜ✨
〇〇
(ノ≧ڡ≦)☆
桜河こはく
こう見るとわしら、随分追い詰められてたんやね
HiMERU
そうですね。これからはなるべく気をつけなければ