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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

武道

期待してもいいのなら、そこで働きたいです

???

交渉成立…か

???

では、明日そこへご案内します

???

お迎えにあがりますので、お名前と住所、電話番号をこの紙にお書き下さい

武道

…はい

紙にサラサラと書いていく

武道

書きました

???

ありがとうございます

???

お名前は…花垣 武道さんですね

???

それでは、明日の午前中にこちらから電話をかけさせていただきます

武道

はい

俺は居酒屋を出て家に帰宅し やることを全て終わらして ベットにダイブした

武道

…夢みたいだ

武道

それだけ言って目を閉じた

現在午前10時29分

俺はまだ寝ていた

武道

スー…スー…

ブーッ!!ブーッ!!ブーッ!!

武道

……うぅ…

スマホの振動の音と共に画面の光が 顔面に直撃し、唸る

武道

…ん……誰から…?

まだ覚めきっていない目で画面を見る

武道

…あ、電話!!

昨日のことを思い出し飛び起きて スマホを手に取り急いで 通話ボタンを押す

武道

もしもし!

???

あ、花垣さんで合っていますか?

武道

はい!

???

今アパートの近くの駐車場に車を停めていますので準備が出来次第こちらへ来て下さい

武道

分かりました!

ピッと通話を切った

武道

よし、急いで準備しなきゃ!

それから着替えなどを済まして 玄関へと急いだ

ガチャっとしっかり鍵を閉める

武道

…よし

俺はすぐ近くの駐車場へと向かった

その駐車場には見覚えのない黒い車が 1台停めてあった

武道

すみません!お待たせしました!

???

いえいえ、大丈夫ですよ

???

さ、乗って下さい

武道

はい

車に乗って周りを見ると 広くて6人乗りなようだ

武道

凄く広いですね…!

???

ははっ、ありがとうございます

???

シートベルトは付けましたか?

武道

あ、はい!

???

それでは、出発しますね

???

…あと話し口調変えてもいいですか?

武道

え?あ、はい

???

貴方はもう一緒に働く仲間ですからね

仲間…か

俺は到着するまでの間 色んなことを質問することにした

武道

あの…昨日「詳しいことは後々話す」と言っていたんですけど…

???

あぁ…そういえば説明できていませんでしたね

???

……”俺”が経営しているとこは反社

武道

え…反社って…

???

君が思っている通り、凄くコワーイとこだ

???

…とはいえ、結構平和なんだがな

武道

そ、そうなんですか?

???

あぁ、平和だ

???

だが…何故か最近サツの動きが怪しいんだよなぁ…

武道

サツって…警察のことですか?

???

そう

???

情報データを見られている時があるんだ

???

なーんも悪いことしてないのになぁ…

???

なーんも…なぁ

2回言った。なんでだ

???

んまぁ、話は戻して…平和なんだよウチは

???

ここはホントに反社なのか?ってくらい

???

まぁ、たまに無理して徹夜するやついるけど

???

別に無理に徹夜しなくてもいいからな

???

あ、あともう1つ

???

君、部下じゃなくて幹部になってもらうことにしたから、会議を開いたときは参加してくれよな

武道

わ、分かりました

???

俺のことはどんな呼び方でもいいからな

武道

あ、その事なんですけど、名前は…

???

あれ?名乗ってなかったっけ

???

いやぁうっかりうっかり

???

俺の名前は”天乃 リア”

リア

反社”異人”のボス…いわば社長だ

リア

よろしくな、武道

武道

は、はい!よろしくお願いします!天乃さん!

リア

……かぁーっ!

リア

硬いなぁ…お前

武道

え、えっと…緊張しちゃって…

リア

それに、俺の事をさん付けで呼ぶのは武道が初めてだな

武道

え!?そうなんですか!?

リア

あぁ、だいたい部下は首領だったりボスだったり…

武道

お、俺もそっちの方がいいですかね?

リア

いや、そのままでいい、ってかそっちの方が楽でいい

リア

幹部達は気軽に俺の事を呼んでいるからお前も同じような感じで構わない

リア

まぁ、実際、No.2とNo.3が馴れ馴れしからな…

武道

えっと…どんな人がいるんですか?

リア

No.2はシルビア・トゥワイス

リア

部下達の教育や指示、まとめ役などを受け持っている

リア

そんでたまに部下がミスった資料とかを修正しに行ったりもする

リア

次にNo.3鈴谷 れん

リア

ソイツは主にパソコン作業に属していてハッカーとしての仕事を受け持っている

リア

サツに情報データを見られている時それを妨害したりすんのもれんの仕事

武道

なるほど

リア

あ、そうそう

リア

ユダって知ってるか?

武道

ゆだ…?

リア

ユダ、言えば裏切り者だ

リア

誰かに命令されて部下達の中に潜入していたりする

リア

いたら迷惑だから見つけ次第俺かシルビア、れんに報告してくれ

武道

分かりました

リア

…おっと、ついたな

リア

さ、降りてくれ、ここを案内する

武道

はい、よろしくお願いします

リア

あれだ

武道

た、高いビル…

リア

さ、俺についてきてくれ

武道

はい!

リア

たのもー

リア

帰ってきたぞ〜

武道

お、お邪魔します…

リア

なんだそれw

???

おかえりーッッ!!!

女の人が天乃に飛びつく

リア

おごぉッ

リア

あ…ぉ……た、ただいま

???

ねねっ!リアの隣の子誰?!

リア

あぁ…武道、コイツがNo.3の鈴谷 れんだ

武道

え、あ、は、花垣 武道ですよろしくお願いします

れん

えーッ!?なになに?新しい部下!?

リア

あー…半分正解

リア

新入だけど部下じゃなくて幹部だ

れん

随分とぶっ飛んでんね

れん

なかなかいないよ?新しく迎えた子をいきなり幹部まで昇格させる人、君くらいだよ?

リア

褒め言葉として受け取っとくわ

武道

あ、えっと、あの

リア

あぁ、悪い、今からここを案内するな

れん

ねぇねぇ、僕もついて行っていい?

リア

来んな

れん

やだね

リア

…はぁ、とりあえずついてこい

武道

はい!

梵天警察と反社異人

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