殺戮の天使 夢小説 1話

その声が 私の聞いた最後の言葉だった

1話【ノンフィクション】

ミーンミーン

いつも聞こえてくる『セミ』の鳴き声 でも、今日は聞こえない 私が

死んだから

よりにもよってなんで今日死んだのだろう 今日は私の誕生日なのに

真っ暗な空間

何も聞こえない 何も見えない

『無。』だ

そんな事を言ってみたが応答する気配は無い

私はここから一生出れないのだろうか

不思議なことにここはお腹が空かない 眠くもならない

1年後

1年間ずっと何もしないでいたから喋るのすら難しくなった

これは夢なのだろうか

そう思いたいがここは夢では無い 何故か分かってしまう

ここは

本物だ (ノンフィクション)