千冬
うっ、はぁ、、、
魘されている様子
千冬
ぐ、、、はぁ、、
.
嫌だ!!嫌だ!!
.
出して!!ここから出してよ!!
`
裏切り者…
.
違うの、!あれは罠だったの!!
`
嘘をつけ…
少女からペンダントを奪い取り
.
やめて、!返して、!
.
嫌だ、!
.
許して、!お願い、!
.
お兄様っ!!
グサッ、、グサッ、グサッ
三本の剣が少女の体に。
`
…、、全てお前が悪い、、
`
兄妹の絆を引きちぎったお前が、、
千冬
はっ、!
千冬
…はぁっ、はぁっ、はぁっ、、
汗が頬を伝う
千冬
…?
時間は午前3時28分
千冬
…、、、
ペケJ
にゃぁ。
千冬
……ペケ…
撫でてやるとゴロゴロと喉を鳴らした
ペケJ
ゴロゴロ
千冬
…、、、
またすぐ忘れる。 そう思った俺が馬鹿だった。
ピカッ、、ゴロゴロ…
千冬
…、?
どうやら雷がなっているようだ。
千冬
…最悪な目覚めだな、、、
ペケJ
…、、にゃぁ、
ペケJが怯えてる。 毛が逆だっている。
千冬
…、
撫でてやると俺の膝ら辺にくるまった
千冬
…、、
…ザァァァ、ゴロゴロ、
雨も強くなってきた。
ペケJ
…、、
千冬
…大丈夫。
そう言い、ペケJを 撫で続けた
ゴロゴロ…ガシャァン!!
千冬
!?
大きな音と大きな振動が 空間と建物を揺らす
ペケJ
シャァァァ!!
千冬
よしよし、
きゃぁぁぁぁぁっ!!
千冬
!?
悲鳴が聞こえた時、 嫌な予感がした。
すぐに立ち上がり、 音がする方向は恐らく上。
雷に怖がっている悲鳴なのかは分からないが、 一応、何かあったのかと 勘で屋上に向かうことにした。