卍くんは体調不良なようで

it show Time！

朝5:30

少し寝坊してしまったな、

それより…なんというか、頭が痛い…

低気圧だとは思うが…

たった瞬間視界が歪んだ

すぐに戻ったものの、転びかけた

体がだるくて正直動きたくない

でも、今日は大切な会議の日…

参加せざるを得ない…か、

とりあえず準備をすませて家を出た

集合時刻は7:00だった

向かっている最中も辛かった…

正直症状として

目眩、倦怠感

すぐに分かるものはこの2つだった

ようやく着いた

でも、着く頃には悪化していた

勿論休む訳にもいかない

旧国とはいえ、枢軸のリーダー…

連合国も参加する大切かつ重要な会議だ

休めば立場が危うくなる可能性だって…

ないとは言いきれない、

とりあえず席に座って顔を伏せる

寝不足ということもあって、眠いんだ

眠りにつこうとした瞬間にやって来る

なんでよりにもよってコイツなんだ…

今は反応する事でさえ辛く感じる

まぁ、驚かれるのも無理は無い…

アメリカはすぐに席について ゲーム機を取り出してゲームをしている

ソ連は今日も無言で入ってきた

そしてアメリカから ゲーム機を取り上げた

いきなり現れるイギリス

いつもと同じ

でも、叱れる程の体力もない

会議終わったら家に籠るか、

あれから数分が経った

ようやく全員揃い、会議を始めた

さっきから会議の内容が入ってこない…

ずっと頭が痛くて気持ち悪い、

今は頑張って顔を上げているけど…

正直目眩も酷い

立てない気がする、

何話してんのかさっぱりわかんねぇ…

なんだ、？

なんで皆そんなにあわてている、

…チ…

…チス、

ナチス！

お前の発言時間なんだよ、

資料…

資料にセリフメモってあるから まぁ…いいか、

にしても頭痛が止まない…

俺は席を立った

でも すぐに視界が歪んで転んでしまった

壁伝いにどうにか立ち上がる

やべ…これ歩けるか、？

立っただけで視界が歪んで…、

っあ、転ぶｯ、！

ソ連は俺を持ち上げた

お、重くないだろうか…、？

俺のせいで両手が塞がっているソ連

足でコンコンとノック？をした

ソ連が俺をソファの上に降ろした

世界保健機関から体温計を渡される

起動済みの体温計を脇に挟んで待つ

その途端、ぴぴぴぴ、と音が鳴った

体温計は38度を超えていた

そうして、ベットに連れていかれた

仰向けになった途端

少しだけ楽な気がした

カーテンが閉められ 病室の扉を閉められる

会社兼病院のようなものだ、

個室に残された俺とソ連

何を話せばいいかわからなくて

その場に沈黙が残る