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ご、い、り、よ、く?何それ?
日本国民様の小説はストーリーがわかりやすくて助かります! 語彙力?そんなものあるっけ?
今日の小説も神っすね☆私BADENDのお話大好物なんでマジ嬉しいっ!!(( あと最後に!日本国民さんに私の語彙力をプレゼントしまs…あ、私も人にあげれるほど語彙力ないわぴえん(´・ω・`)
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
こっちを見てくれ・・・
日本
俺はここに居るぞ?
お前は誰と話している?
アメリカ
ほら、米国が呼んでいるぞ?
・・・・・・・・・聞こえないのか・・・?
日本?
まぁ、聞こえるわけないよな。
俺はもう死んだのだから。
今日も同じようなことをしている。
この生活をはじめてどのくらいたっただろう。
日本は一人で俺と話して、
米国はそれを見ては何かつぶやいている。
俺は何もできずに日本のそばにいるだけ。
日本
また始まった。
それは俺じゃないぞ。
日帝
触れようとしても、触れない。
手が透けてしまって、向こう側へ行ってしまう。
俺はこんな近くにいても、気づいてもらえない。
ここに居るのに、
気付いてくれよ・・・。
日帝
日帝
日帝
日帝
ソレは俺じゃないって、早く諦めてくれよ。
勝手に逝っちまってごめんな。
俺が負けなかったら、俺がもっと強かったら、
こんなにお前を苦しめることにならなくてすんだだろうな。
今そんなこと思っても、もう遅い。
過去には戻れない。
無意味だけど、無謀なことだと分かっているけど、それでも、
ずっとここを離れられないでいる。
明日は、もしかしたら気付いてくれるかもしれない。
なんて、馬鹿な期待を抱いてしまって、
いくら話しかけても、いくら隣にいても、
お前には聞こえないし、見えない。
分かりきったことのはずなのに。
日帝
ずっとずっと、割り切れずにいる。
幻覚の俺じゃなくて、本物の俺を見てほしい。
それでもお前は偽物と話している。
そんなお前を気の毒に感じた。
アメリカ
日本
アメリカ
日帝
日帝
正直米国が悲しむとかは心底どうでもいい。
ざまあみろ、とも思う。
コイツは約束を破ったのだから。
ある暑い夏のころだった。
お前は俺を殺した。
溢れ出す血と、泪に、焼けた皮膚、最悪な日だった。
せめてもの抵抗として、勝者をギロリと睨みつける。
立ち上がる気力も、足も無かったから。
もうすぐ死ぬ。
そう認識したとき、息子のことが頭を過ぎった。
俺が死んだら、息子はどう生きるんだろう。
こんな弱肉強食の世界で生きていけるのだろうか。
もしかしたらコイツにひどい目に合わされるのかもしれない。
俺で終わりにしないと、
絞り上げた声で、懇願する。
日帝
日帝
情けないが、こうでもしないと・・・
アメリカ
アメリカ
アメリカ
お前、言ったよな?
息子は俺が育てるから、安心して死ねって、
だけどできてないよな。
俺が負けたからこうなったんだろうけど、
頭の隅で、どこかお前のせいだと思ってる。
お前が俺を殺さなければ、俺は今も息子と話せていた。
お前が全部おかしくさせた。
責任とれよ。糞野郎。なんて、
馬鹿だな。
こんな状態が何年も続いたら、
さすがに精神も持たなくなってくる。
もう嫌だ
何をしても気付いてれない
俺はここに居るんだ
早く気付け、気付けよ!
日本
違う!違う!
俺を見てくれ!
どうせ気付いてもらえないなら、何故俺はここに居るんだ?
教えてくれよ
今の俺の存在理由を
誰も気付いてくれない、楽しいことなどない、
辛いだけなら、いても意味が無いだろ!
何なんだよ、コレ
・・・・・・
俺が望んでここに居るくせに。
おかしいけど。
気付いてもらえないのなら、居ないほうがましだと思ってしまう。
完
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民
日本国民