ナムギュ受け

※長くなっちゃったので2つに分けます※

サノナム ※2Pナムギュさんが出てきます※ 白髪で性格が本人と真逆なのだけ知ってます

ミンス視点

ナムギュさんの声で目が覚めた セミさんとギョンスも起きたようなので 3人で彼のベッドを見に行く事に

焦る彼の隣には白髪の彼が寝ていた 訳が分からず全員が思った事を口に出す そんな僕達の声で目を覚ました白髪の彼は 僕の知っているナムギュさんとは別人のようだった

白髪のナムギュさんに話を聞くと 彼は別世界で僕達のように暮らしているそうだ でも彼の世界は不安定らしく 毎日のように誰かが別の世界に行ってしまう為 まだゲームはした事がないらしい

ずっと静かだったナムギュさんが やっと口を開けたと思ったら逃げるように サノスさんを起こしに行ってしまった まあ自分がもう1人居る状況なんて 誰も居たくはないだろう もちろん白髪のナムギュさんもだ 独りで別の世界なんて僕には耐えられない

…

サノスさんに全てを話すと 初めは驚いていた でも、すぐに受け入れて いつもと違う状況を楽しみ出した やっぱりこの人おかしい

2人のナムギュさんを両隣に座らせて ニコニコなサノスさん ナムギュさん達は嫌そうな顔してるけど 理由は別なのが僕でも分かる こっちのナムギュさんは嫉妬 白髪のナムギュさんは困惑 きっとこんな感じ

距離感がおかしいサノスさんから 離れようとする白髪のナムギュさん 嫉妬してたナムギュさんには好都合で すぐに聞き慣れたやり取りをし始める 白髪のナムギュさんの逃げてきた先は 僕達の所で少し嬉しかった

僕みたいな性格…あんまり想像できないけど 確かに今よりは仲良くなれるかも でもゲームで生き残れるかな

少しずつ馴染めてるみたいで良かった なんだかんだいつも通り接している サノスさんのおかげかもしれない

…

他愛のない会話をしていると 急に白髪のナムギュさんが立ち上がった 驚いて見上げると 周りをキョロキョロと見渡している

あいつというのはサノスさんの事だろう ナムギュさんは気付いていないけど 離れているとすぐナムギュさんがどこにいるとか 何してるとか聞いてきたりする 僕が知ってるわけないのに

セミさんが言っていた通り サノスさんは後を追って行った 行く気がなかったナムギュさんも連れて ナムギュさんに何もありませんように そう祈りながら3人が戻ってくるのを待つことにした

※2Pデホさんが出てきます※ 2Pデホ→2Pナム(ナム)要素あり 正直2Pデホさんは見た事ないので 好き勝手に書きます 解釈違いでしたらすみません💦

2Pナムギュ視点

もしかしたらサノスさんかもしれない 僕が守らないと 早足で気配がする方へ向かう

…

やっぱり僕と同じ世界の人が居た サノスさんでなかった事に安堵したかった なんでよりによってこの人なんだ…

そこに居たのはデホさんだった 何故か僕を気に入っていて 会う度にセクハラのような事をしてくる人だ 正直関わりたくはないが、今は仕方ない

僕だと気付くと彼の顔はすぐに笑顔に変わった そして僕に駆け寄ると当然のようにお尻を揉み始める 抵抗しても無駄なのは知っている 僕が耐えればいいだけ 時間が経てば元の世界に戻れるはずだ

喧嘩が始まろうとした時だった サノスさんとナムギュさんが入ってきて なんとかデホさんの動きが止まった 喧嘩を止められたのはいいけど 嫌な予感がする

サノスさんに守ってもらっている自分を見て 少しだけ羨ましいと思ってしまった それがバレてしまったのか分からないが デホさんがサノスさんの事を口にした デホさんが知らないだけだ サノスさんは優しくて暖かい人だ 僕の心を何度も救ってくれた

隙を見て逃げようとしたが すぐに気付かれて腕を掴まれてしまった 何も言えず振り払う事も出来ずにいると またサノスさんに助けてもらってしまった 助けようとしていたはずなのに 助けてもらう側になってしまっていた 弱い自分が情けない