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短編集

第1話 - ドッキリ！

2022年08月27日

#短編集

るう_ 不定期投稿 _

創作物語短編

碧

おーいてめぇらー！

悠

どうしたの？

陸

何。

秀

どーしたー！！！！

碧

彼女達にドッキリを仕掛けたいんだ！

碧

おめぇら全員彼女いるだろ？

悠

ま、まぁいるけど、

陸

で？ドッキリってどんな内容だ？それ次第で決める。

秀

面白そー！！俺やる！！

碧

題して、自殺ドッキリ~！

悠

え、そんな物騒な…

陸

絶対やだ。

秀

どーゆーことだ？

碧

えっと、彼女に自殺する。って言ったらどんな反応するかって言うドッキリ！

悠

うーん…

秀

ほへー、

陸

俺は却下。

碧

ねーお願いって！叙々苑奢るからさ！秀が。

秀

へ！？なんで俺？

陸

秀に押し付けんな…はぁ、やるから、

碧

よっしゃー！んで、悠は？

悠

あ、うーん…僕もやるよ、笑

碧

オッケー！決まり！ちゃんと隠れて動画取って俺に見せろよ？そいつは叙々苑行き！

陸

はいはい。

碧

っしゃー、いっちょやりますか

碧

演劇部舐めんじゃねぇぞー！

碧

カメラセッティングおK！！

碧

後は待つか~

しばらくして。

紬

碧くーんただいまー！ギューして！

碧

………

紬

碧くん？

碧

紬、大事な話がある。ここ座って、

紬

え、あ、うん…

碧

俺…ごめんが、自殺しようと思う

紬

……は？

碧

前々から思ってたんだ、俺はみんなにとっていらない存在なんじゃないか…ってね、

紬

そんな訳ないじゃん、碧くんはいらない存在なんかじゃない、いる存在だよ？現に私はいて欲しいって思ってるし、あの3人もきっといて欲しいって思ってる、だから碧くんはいらない存在なんかじゃない…！

碧

……そうかな…(雰囲気マジメすぎてドッキリって言いにくいぃぃぃ…)

紬

んで、安心したところでごめんだけどこれドッキリ？

碧

え？！い、いや、違う！本気で僕は悩んでる！

紬

あ、僕って言ったw

碧

あ…クソぉ、バレたぁぁ！

紬

当たり前じゃん、碧くんが死にたいなんて言い出すはずないよ、だってこんな最高な彼女がいるんだからね！

碧

それもそっかw

悠

カメラ…こんな感じでいいかな？

月愛

ただいま、ゆーくん

悠

あ！お、おかえり、

月愛

？そんなに焦ってどうしたの？

悠

あ、いやえと…僕自殺しようかなって…思って…

月愛

なんで、？

悠

えっと…だって僕月愛にかっこいいところ見せれてないし、月愛も…結局はこんな僕に飽きてもっとかっこいい人のところに行くのかな…って、

月愛

…？何言ってるの、？私がゆーくんの側から離れるわけないよ…？

悠

ほ、ほんと…？

月愛

もちろん、！

悠

……う"ぅ"ぅ"あ"り"か"と"う"…

月愛

ちょっと、泣かないでよそんなに、笑

悠

後…これドッキリ、

月愛

え！？ちょ…私めっちゃ恥ずかしいこと言ってたじゃーん…

陸

はぁ…ほんとやだ、彼女も叙々苑一緒行こ、

雪

ただいま…陸、

陸

ん、おかえり、ﾁｭ

雪

んふふ、ｷﾞｭｰ

陸

雪…大事な話がある

雪

どうしたの、？

陸

俺…明日には死のうと思うんだ、

雪

な…んで、？嫌だよ…そんなの…陸が死ぬなら私も死ぬ…だから…や"め"て"よ"ぉ"…

陸

雪はダメ…！

雪

なんで…？私ひとりぼっちにするの…？

陸

ちがう…！雪は大事な人だから死んでほしくないんだ…！

雪

それは私だって同じだよ…！私にとって陸は大事な人、だから死んでほしくはない、！お願い死なないで…！ｷﾞｭｰ

陸

ｯｯ…俺の負けだ、笑

雪

……？

陸

ドッキリだよ、

雪

！！ほんと…？

陸

ホントホント、死なないよ、こんな可愛い彼女置いて

雪

……良かった、安心た"ぁ"…

陸

ははっ、ごめんな？

秀

さて、まず俺の彼女は心配してくれるのか~？w

夏希

ふぁ~疲れた！ただいまー

秀

おかえり

夏希

ん、今日ご飯何がいい？

秀

ごめん、ちょっといい？

夏希

どうしたのー？

秀

俺…死のうかな、

夏希

…それ本当？

秀

本当、

夏希

なんで

秀

俺…こんなチャラい性格だから嫌われてるかなー…ってね、

夏希

はぁ…お前には言っても良いことと悪いことも分かんねぇのか？

夏希

死にたい？こんな性格だから？そんなちっぽけな理由で死ぬ覚悟してんの？

夏希

私なんかこんな男っぽい性格で中高虐められたぞ？

夏希

けど私は死なずに頑張った、こんな男っぽい性格でも個性だから、

夏希

この性格この顔この体、私は世界に一人しかいないすげぇ人なんだぞ？ってね、

夏希

それは秀も同じ、お前にはお前の個性があるんだから我慢はしなくていい。本当に辛くなったら私に相談すればいいんだよ、分かった？

秀

はい、(道徳の授業か何かか？)

秀

あのー…これドッキリ…

夏希

うん、ドッキリだとしても私が言ったことは変わんねぇから頭に刻んどけ

秀

きゅ~ん好き

秀

って感じ

碧

ほへーみんな違うね

悠

うん…秀くんの彼女さんかっこいいね、笑

陸

俺とは相性悪そう、

碧

俺の彼女も少し似てるけどな笑

秀

いや~けど陸の彼女も可愛いだろー？

陸

？当たり前だろう

碧

すんげぇ自信笑まぁ、実際可愛いけどな~

碧

まぁ、まとめるとみんな違ってみんないい！ってことだな！

陸

まぁ…もうそれでいいんじゃね？笑

悠

そうだね笑

秀

ははは…笑

秀

はぁ…俺の奢りか…

碧

あ、あれ間に受けてたの？

秀

ん？どゆこと？

碧

嘘だよ嘘笑

秀

え！？マジで？やっばちょー嬉しー！

紬

碧くーん、ごちでーす笑

月愛

ありがとうね、碧くん

雪

うん…美味しい、お肉

夏希

人の奢りで食べるご飯うまっ！

碧

好きなだけ食え！しばらく俺がもやし生活になるだけだから！泣

陸

はぁ、俺も払うから割り勘な？

悠

あ、なら僕も…！

秀

……え、？俺もって言わなきゃいけねぇん雰囲気じゃーん…

秀

俺もです…()

碧

みんなで仲良くなー！笑

よく分かんない() 終わり

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