僕は💙。今年から新しい学校に務める事になった。教師になったとはいえ学年の担任をしたことは1度もない。 そんな僕だけど、今年から1年生の担任をすることになった。 ...ものすごく不安。 僕なんかにできるのか。そんな事を思ってたら昨日は眠れなかった。
階段を1弾ずつ登っていく。1弾登る度に不安が大きくなる。今にも逃げ出したかった。でも決めたんだ。 「僕は絶対生徒のお手本になる」
ガラガラガラ
さっきまでガヤガヤしてた教室が一気に静まり返る。
僕の姿を確認した直後、皆が口々に言う。 「あの人が担任?」 「え、嘘でしょ?」 あぁ。やっぱりダメだ。そう思った瞬間 「めちゃくちゃかっこいい」 「好きになりそう」 そんな言葉が聞こえてきた。 僕は一瞬驚いたが、すぐに口を開いて言った。 「HR始まるぞー。」
まずは自己紹介だよね。
💙
完璧だ。そう思った瞬間
先生って彼女いるんすかー?
そんな声が聞こえた。 僕は一瞬困ったがすぐに答えた。 「いないよ」ニコッ
HRは皆から僕への質問で終わった。
HRが終わって職員室に行こうとした時後ろから声をかけられた。
💛
💙
💛
僕は一瞬驚いた。 だけどすぐ笑顔を作り
💙
ただそれだけ言って教室を後にした
それは一瞬に過ぎなかった。 彼が教室に入ってきた瞬間僕の心臓が キュッと萎んだ気がした。 そんなわけない。僕が男をすきになるなんてありえない。 僕は自分の感情を押しつぶし、そう思い込んだ。
そんな中HRが始まった。 先生は一番最初に自己紹介をした。 「まぁ定番だよね。」そんなことを思ってるうちに 自己紹介が終わっていた。 拍手が収まらないうちに 「先生って彼女いるんすかー?」 そんな声が聞こえた。 先生は少し困った顔をした後すぐに 「いないよ」と答えた。 あんなイケメンなのに彼女いないんだそれとも作らないだけ?好きでもないのにそんな事を考えてしまった。 「いやいやいや、待って、僕は女の子が好きなんだよ?今までずっとそうだった。そんな僕が男をすきになるなんて絶対にない。」 そう思いたかった。
だけど僕は完全に....
先生に惚れた。
そしてHRが終わり、先生が号令をかけた。 「起立 例 ありがとうございました。」 皆はすぐに朝仲良くなった友達の元へ駆け寄る。 僕は職員室に行こうと資料を片付けてる先生に声をかけた。
💛
ん?あ、えーっと...💛さんだよね?どうしたの?
少し驚いた顔で僕に言う。
💛
僕は先生が驚いてる事を気づいてないふりして話を続けた。
先生は僕の言葉にまた驚いたがすぐに笑顔になりこう返した。
💙
え、それだけ?普通照れない?僕めちゃくちゃ顔熱いんだけど......
まぁでもいっか!ここから落としてけばいいし♡ そんな事を思いながら僕は家に帰った
コメント
6件
ブクマ失礼します!
その学校に通わせてくれ
最高すぎるるんですよぉぉぉ! ハートとフォロー失礼します! ゴホッ_:(´ཀ`」 ∠): (るぅころ・・・尊い・・・)