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私には、

いつから好きか分からない

男友達がいる。

気づいたら好きになってた。

よく、

「付き合ってるの?」とか、

「付き合ってなかったの!?」とか、

「本当は好きなんでしょ」とか、

聞かれてたりするのも

日常茶飯事で、

なんだろうな、

嬉しいのは勿論だけど、

周りからそう思われてるから、 狙う女子は居ないって、

勝手に安心してた。

だけど、

狙う女子はいる訳デ。

???

涼くん!

おー?どーした?

多分、

それなりに顔もいいと思うし、

誰でも変わらない態度で

絡みやすくて、

優しくて、誠実で、笑顔がかっこよくて、ムードメーカーで、 飾らなかったりするところが

モテるんじゃないのかなぁ、~?

私はそんなとこが好きだけど、

涼はそんな素振り1つも 見せてなかったから、

叶わぬ恋だって分かってた。

だから、

思いは伝えなかった。

当たり前だけど、

辛いのなんて頻繁だ。

自分の好きを溢れる度押し殺す。

部屋で涙を流す事もあった。

だけど、

思いは伝えない。

告白して気まずくなるのが 嫌だった。

だから、

私にとっても、涼にとっても、

都合の良い女友達。

いつでも、しれっとしたした顔して隣に居たかった。

それだけ。

けど、いつしか、

涼と一緒に居るうちに

味をしめちゃったのかな、

君の隣に居たいと思うようになっしてしまったんだ。

そうは思ったけど、

なんの進展もなく、

何事も無く卒業した。

進展もないまま、10年が過ぎて、

私は結婚しようとしてた。

相手は涼に似てる人。

別に好きではない、そう伝えたが、

それでも受け止める、

そう言って恋人になった。

全て私優先にしてくれて、

本当に優しい人だと思う。

私の好みになった同棲部屋は

何故か涼の好きなものばっか。

涼と一緒に居ることが好き。

涼と一緒に見る景色が好きなんだ。

そう、私の本心が告げているみたい(笑)

それから久々に、

涼とサシで飲みに行った。

誘ったのは私、

流石に、この気持ちに踏ん切りを つけようと思ったから。

それ、なのに、

俺、

お前に片思いしてたんだよな(笑)

そう、笑いながら 何事も無く言ってきやがった。

気づいたら、雫が滴り落ちてた。

ちょ、―――――

なんか言っていたけど、

そんなのお構い無しに言うね。

私も、好きだったよ__。

今もだけど、

それは諦めの悪い女みたいだから、

私なりのプライド。

そっか、。

けど、もう遅いよ。

絶対私、涼より幸せになってみせるから!!!!

そう言い放った。

未練があると言えば嘘になる。

けど、

せいぜい、私に気持ちを伝えなかったことを後悔するがいい。

私はそんなに安い女じゃないんだからね!

だけどね、

初恋が涼で、好きになった人が涼で本当に良かったと思うよ。

この恋に、後悔なんてないから。

だから、

君に恋をして、よかったよ。

ありがとっ!

ニシッ

そう言って、

最高のめいいっぱいの笑顔を向けた。

君に恋をしてよかった。

𝑭𝒊𝒏.

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コメント

5

ユーザー

凛ちゃんがあまりにも切なすぎて、見てるこっちまで切なくなっちゃう、、🥲

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