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反対バージョン見てみたい…
ふ……ふけぇ(話が)
うふふふふ。やっぱミッボンさんの小説好きだ。てか、ほんとにお時間あったらでいいんですけど𝕏に投稿したのスクショオープンチャットに送って貰えませんか…ほんとに暇な時間がありましたら…。あ、小説最高でした。 テスト勉強頑張ります
bl要素 超捏造 急展開 超キャラ崩壊 モブ登場 ちょい固めかも 要素あり
上記のことが理解できた方々
いってらっしゃい
後ろ姿
魅力的な声質
少し小柄で細い身体
そして
先が緑に染まった 白尾
nakamu
きりやん
大学の昼休みの時間
学食を口にする俺の横に来たのは同サークルのnakamu
きりやん
nakamu
nakamu
nakamu
きりやん
残り少なかった学食を最低限の礼儀を保つつもりで口にかき込む
きりやん
nakamu
正直この間のテストの結果はずっと気になっていたのだ
きりやん
きりやん
nakamu
nakamu
nakamu
nakamu
きりやん
俺の学校は各教科10位までが張り出されるのだ
例の転校生らしき名前はほぼ全ての教科にのっていた
きりやん
nakamu
きりやん
きりやん
nakamu
nakamu
nakamu
きりやん
きりやん
nakamu
きりやん
nakamu
nakamu
nakamu
きりやん
あのあと校内を走り回った俺らは結局疲弊しただけで彼を見つけることはできなかった
きりやん
nakamu
nakamu
nakamu
きりやん
俺が話している途中で割り込むように叫び出したかと思えば
屋上から身を乗り出すようにして指をさす彼
nakamu
nakamu
nakamu
きりやん
見つけた
その人はいたって平凡でどこも変わったところなどないように見えた
でも他の人より少し小柄で細い気はする
頭が良いという印象からきているのかもしれないが、優等生ぽい見た目だ
nakamu
nakamu
nakamu
きりやん
きりやん
nakamu
きりやん
きりやん
きりやん
思ったままを口にした瞬間に頭を打たれて隣を見る
nakamu
nakamu
きりやん
nakamu
nakamu
そんなことを駄弁っているうちに優等生はとっくに帰っていてもういない
nakamu
nakamu
きりやん
きりやん
nakamu
nakamu
きりやん
そうごちゃごちゃと話をしつつ俺らは大学をでた
きりやん
叫んでしまうのもしょうがないと誰であってもそう言ってくれるだろう
バイト先に急遽ヘルプで入れないかとの電話を受けたのがついさっき
せっかく大学の休みと合わせてたのに....
そう思いながらも断らない俺の性格はきっといいものだろう
そうでも思っていないとやっていられないというのが事実だが
俺はテキパキと準備を終えて家を出る
いや、だるい
結構だるい
重い足を引きずってバイト先へ向かう
きりやん
客
きりやん
きんとき
客
桐、というのは俺のここでの名
隣にいるのはきんとき、ここでの名で言えば時也だ
客
きりやん
きりやん
客
目の前のカウンターに座るお客さんは俺らのことすらも覚えてくれている常連客
客
客
きんとき
俺のバイト場はわかる通り、バーだ
20歳になりそうそう酒を飲み、酒を好んだ俺にぴったりの仕事
きんとき
きんとき
客
客
客
きんとき
きんとき
きんとき
きりやん
年上の方との会話は好きであるが、自分が飲んでいないと酔った人と長話ができない
テンションを相手と合わせていたいと思ってしまうから
そんなことを考えながらお店の裏側につながる戸を潜る
バタン
古臭く動く戸を閉めて無駄に明るい道でため息をつく
休みたかったなぁ
人気の少ない道、少し離れたところから声が聞こえて無意識にそちらを見る
きりやん
そちらにいたのは中年男性と明らかに若く小さい男
中年男性の手は若い男の腰に添えられていて、
きりやん
あれ、大丈夫なやつか?
そう思い後ろから様子を見ていればふと若い音が何かを落とした
そのキーホルダーは
緑に染まった白尾
きりやん
思わず走り、掴んだその手は思った以上に細い
シャークん?
彼は歪みきった顔で俺に向けてそう言った
そんな目しといて
きりやん
きりやん
きりやん
そう言い残し走り去ったおっさんに思わず鳥肌が立ちそうだった
ふと彼がいたはずの横を見れば
きりやん
シャークん
全力疾走していた
きりやん
きりやん
シャークん
シャークん
きりやん
ガシャーン
きりやん
きりやん
きんとき
きりやん
店長ときんときが怪しげな、かつ呆れたような目で
俺を
俺と、シャークんを見る
きりやん
シャークん
それもそのはず
彼を追い回す過程で謎のペンキを2人して被ったからだ
それ以外にも砂埃を被ったりなんだりで服装は最悪
汚すぎて目にも入れたくないだろう
店長
店長
きりやん
店長
店長
きりやん
きんとき
シャークん
きりやん
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
きりやん
きりやん
きりやん
シャークん
きりやん
誘拐?
未成年拉致?
俺犯罪者になりかねないな、今
ガチャッ....バタン
きりやん
ドアが開け閉めされる音が聞こえて自分の思考の海から逃げて音のする方を向く
シャークん
シャークん
きりやん
服着ないで出てくることなんてあるか?普通
きりやん
きりやん
先ほど引き出した他の服何枚かが手元にあったので思いっきり彼に被せる
無駄に明るすぎない緑のパーカー
彼が小柄なので多少ぶかぶかだが似合うのではないだろうか
きりやん
きりやん
シャークん
変わってるなぁ
ジャーー
どーしよーかね
さっきのやつ聞いてもいいものなのか....
ガチャッ
きりやん
きりやん
シャークん
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
つーっと腹をなぞるように触れたかと思えば下半部を咥えようと動く彼
きりやん
きりやん
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
きりやん
そう諭せば案外すぐに行動を止めてふらりと座り込む
シャワーが流れ出たままだから彼は服ごとずぶ濡れで
きりやん
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
下を向いたまま顔を上げない彼は言った
きりやん
きりやん
きりやん
シャークん
きりやん
シャークん
きりやん
誰であってもこの細すぎる骨のういた体を見ればそう聞くだろう
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
きりやん
シャークん
きりやん
きりやん
きりやん
自分が使おうと思っていたタオルを彼の頭に被せわしゃわしゃとかき混ぜる
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
きりやん
シャークん
さっきはびっくりしたもんだが
シャークん
きりやん
案外普通なのか?
シャークん
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
少し話しただけでもわかる
こいつの抜けてるとこ
これが優等生に見えると噂が建てられている彼とは思えない
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
シャークん
シャークん
訳がわからないと腹を抱えて笑い出した彼に釣られて少し笑う
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
きりやん
シャークん
褒めて!
お母さん
お母さん
お母さん
あ
そうだった
満点じゃないと
お母さん
お姉ちゃんすごいな
お母さん
お母さん
お姉ちゃん
人気者だなあ
お母さん
お母さん
お母さん
できる
それならなりそこないの僕でもできるよ
それは
いつのまにか芽生えていた欲求だったと思う
俺のことを見て欲しい
どんなに努力しても友達はできなかった
どんなに成績が良くてもお母さんが振り向くことはなかった
どんなに頑張っても
虚しくなるだけだった
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
好き?
俺のこと好きって言ってくれた
嬉しい
もっと
もっと
シャークん
いつのまにかひとときの愛情が好きで好きでたまらなかった
次の日には消える
それでも
また欲しければ他の人で
ご飯を食べ終え虚な目で座ったままの彼に俺は口を開く
きりやん
シャークん
きりやん
シャークん
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
シャークん
きりやん
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
シャークん
きりやん
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
きりやん
シャークん
きりやん
シャークん
きりやん
シャークん
きりやん
シャークん
きりやん
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
喉の奥が熱い
朝日が瞼にかかって目を開ける
きりやん
あくびをひとつかました後、昨日の夜隣にいた彼の方を見る
きりやん
しかしそこはもぬけの殻だった
きりやん
きりやん
制服を着て準備している時、ふと鏡の前に立った
きりやん
キスマ.....?
鏡の中の自分の首元には
小さくキスマがついていた
待ち伏せとか陰湿なことを俺がやるだなんて.....
ついたそれに頭を奪われたまま終わった一日
俺は校門前でヤツが出てくるのを待ち構えていた
nakamu
nakamu
きりやん
そう言ってふと校舎の方を見れば待っていた人影が見えて
きりやん
そう声をかけたのだが
シャークん
猛ダッシュで俺の前を駆け抜けて行った
きりやん
きりやん
きりやん
nakamu
きりやん
きりやん
シャークん
きりやん
彼の腕を掴み立ち止まらせてそう言った
きりやん
彼の顔は歪み不服そうだ
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
シャークん
シャークん
ガララ
シャークん
塾の扉を開けばひんやりとした空気が頰を撫でる
先生
先生
シャークん
きりやん
シャークん
俺はこの男の腕を思いっきし掴んで自習室の方へと急いだ
シャークん
別室に連れて行かれたかと思えばすぐに放たれたその言葉
きりやん
きりやん
シャークん
シャークん
....ここでnakamuがでてくるのね〜
きりやん
きりやん
シャークん
きりやん
シャークん
シャークん
きりやん
シャークん
きりやん
きりやん
俺はシャツの首元を引いてそこをあらわにして言った
きりやん
シャークん
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
煽るような口調でつらつらとそう述べ続ける彼に俺はなぜこんなに怒りを抱いたのだろう
シャークん
このガキ...
きりやん
きりやん
きりやん
付けていいってことだよね?
シャークん
シャークん
きりやん
俺は彼のシャツのボタンを上から順番に外していく
きりやん
シャークん
シャークん
チュッ
シャークん
きりやん
きりやん
きりやん
シャークん
え
なんでそんな顔赤いの
なんでそんな潤んだ目でこっちを見てるんだ
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
きんとき
きりやん
きんとき
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きんとき
きんとき
きりやん
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きりやん
きりやん
きんとき
俺はすぐに拭いていたグラスを置いて裏口へと向かった
彼の顔が頭から離れない
無愛想な表情
今にでも泣きそうな表情
頬を赤らめて目を潤わせる表情
どれも
どれも愛おしいとしか思えなかった
シャークん
全く頭に入らなかったな
授業
自覚せざるをえないことはもう分かっている
でも
もう俺にはそんな単純な恋はできないんだ
ガシッ
シャークん
突如後ろから腕を引かれ素っ頓狂な声をあげて振り返った
シャークん
そこに立っていたのは俺が相手をしたことのあるおじさんだった
シャークん
ピリリリ
?
電話?
ピッ
きりやん
シャークん
え
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
ツー
前の路地...
ここのことだよな
シャークんは今何をされていた?
何が起きていた?
そんな疑問と共に俺はスマホをポケットに入れ走り始めた
シャークん
ガムテープで貼り付けられてしまった手足と口
折り返されてるであろう電話に応えることはできない
シャークん
そう言った男はポケットから何かを取り出した
くすり、
ビリッ
シャークん
グッ
シャークん
シャークん
の、まされた...
くっそ
どこだよここ
知らずのうちに変なとこまで連れ込まれてしまった
こんなとこじゃきりやんは
シャークん
シャークん
シャークん
そ、うだよ
きりやん
シャークん
きりやん
シャークん
きりやん
きりやん
きりやん
胸元を引っ張り上げそう言った俺はどんな風に見えたのだろう
きりやん
そこら辺に転がっていたペンキの容器
拾い上げ今にでも逃げ出しそうだったやつに向かって投げれば上手く当たる
きりやん
きりやん
シャークん
きりやん
彼の方を見れば着ている制服はよれて汚れて散々だった
きりやん
話題をふられたくないと思ったから避けようと自然にしようと
きりやん
きりやん
そう話しつつ路地から出るために顔を上げない彼の手を掴もうとした
きりやん
バシッ‼︎
シャークん
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
そう言った彼はこちらに背を向けた
知ってるよ
それ、
嘘ついてる顔だ
その大丈夫は
『大丈夫じゃないやつでしょう』
言ってよ
この間みたいに
苦しい思い全部俺に
ぶちまけてよ
きりやん
俺は思わず彼の腕を掴んだ
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
振り向いた彼の目からは大きな涙粒が溢れていた
ギュウッ‼︎
俺は思わず彼を思いっきり引き寄せて抱きしめた
シャークん
きりやん
きりやん
きりやん
シャークん
きりやん
きりやん
きりやん
俺はそう言って彼の頭をふわりと撫でた
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん