僕と弟の話。

通報禁止！ 地雷さんはグッパイ〜

青視点

放課後

放課後になると、 みんなが騒ぎ出した。

ぐっっ、行きたい… でも

いつも生徒会の仕事を理由に 断っているにも関わらず、 必ず誘ってくれる。

僕はいい友達を持ったな〜

でもぶっちゃけ生徒会の仕事は少ししかない。

それでも誘いを断るのは

カラオケに行ったなんて 親に知られたくないからだ。

だから僕は友達の 誘いを受けられない。

本当に申し訳ない。

※生徒会室

僕はほんの10分ほどで 仕事を片付けた。

いつもどうり黄くんと 話しながら帰っていると…

なんとそこには、

弟の姿があった。

少しだけ赤くなった桃くんを、可愛いと思ってしまった。

相当疲れているのかな…

何故か2人の機嫌が悪くなった。

2人の間に火花が見えたのは 僕だけだろうか…

桃くんに半ば強引に 手を引っ張られた。

桃視点

あの後、強引に青の手を 引っ張ってしまった事を 後悔した。

名前を呼んでもらい、 敬語もなくして、 距離が縮まったと思ってた。

でも、そんなことはなかった。

その証拠に、 今も会話が続かない。

やってしまった…

今の体制はやばい…//

俺が青を押し倒したような 体制になってしまった。

耐えろ、耐えろ俺の理性！

そんな事を念じても、 収まることはなかった。

俺だって健全な男子高校生だ。

自分で自分の制御ができない。

最初は触るだけのキス

1回目のキスよりも激しく、 そして何回もキスをした。

嫉妬していた。

あの幼馴染さんは、 俺がこの家に来る前から 青のことを知っている。

そして俺以上に青と仲がいい。

それがとても嫌だ！

今まで溜まりに溜まった 嫉妬心を全部吐き出すように 青の口に侵入した。

我に返ると、そこには 赤面で少し涙目の青の姿が あった。

大っ嫌い！

次回　♡250〜