亮平
お嬢様、朝ですよ!起きてください!!
〇〇
う〜ん(*pω-)。O゜
おはよー
おはよー
亮平
おはようございます。
早くしないと遅刻しますよ?
早くしないと遅刻しますよ?
〇〇
うそっ?! 今何時?
亮平
7:00です。
〇〇
えっ、まだ全然大丈夫じゃん!
もしかして、騙したでしょ?
もしかして、騙したでしょ?
亮平
バレましたか?笑
でも目は覚めたようでよかったです
でも目は覚めたようでよかったです
〇〇
まぁ確かに目は覚めたけど…
亮平
さぁ早く朝食にしましょう!ゆっくりしてると本当に遅刻しますよ!
〇〇
はーい
涼太
おはよう、〇〇
〇〇
おはよう、パパ
涼太
〇〇、今日は大事な話があるから早く帰って来なさい。
〇〇
はい、分かりました。
亮平
では、行ってらっしゃいませ、お嬢様
〇〇
行ってきます。
翔太
お嬢様、お待ちください!!お送りします!
〇〇
いいの?ありがとう!
〇〇
わざわざ送ってくれるなんて珍しいね笑
翔太
送るなんてのは口実!ほんとは〇〇と2人きりになりたかったからね笑
私(〇〇)と執事の翔太は少し前から付き合っている。もちろんこれは2人だけの秘密だ。
〇〇
私ね、いつか翔太と結婚したいな〜!
翔太
…そうだね
着いたよ、行ってらっしゃい
着いたよ、行ってらっしゃい
ギュッ (翔太が〇〇を抱きしめた)
〇〇
うん、行ってきます!
〇〇
おはよう!
遥香
おはよ〜!〇〇
ねぇ聞いて!私ね婚約者が決まったの!
ねぇ聞いて!私ね婚約者が決まったの!
この学校は主にお金持ちが通うところなので若いうちに婚約者が決まることは当たり前のことだった。
〇〇
えっ、そうなの?!
相手って誰なの?
相手って誰なの?
遥香
それがねー!なんと、隣のクラスの岩本くん!
〇〇
えっ、あの大企業の社長の御曹司の?
遥香
うん、そうなの!しかも、私岩本くんのこと気になってたんだ〜!だから嬉しい!!
〇〇
そうなんだ!おめでとう!
遥香
〇〇も早く決まるといいね!
〇〇
あー、うん
そうだね…(私は翔太とがいいなー)
そうだね…(私は翔太とがいいなー)
〇〇
ただいまー
亮平
お帰りなさいませ、お嬢様
〇〇
阿部ちゃん、ただいま
ねぇ阿部ちゃん、前も言ったんだけどそのお嬢様って言うのはやめてもらってもいい?
ねぇ阿部ちゃん、前も言ったんだけどそのお嬢様って言うのはやめてもらってもいい?
亮平
いえ、そうはいきません。
〇〇
そっか、わかった。
涼太
お帰り、〇〇
座りなさい
座りなさい
〇〇
はい…
それで話というのは
それで話というのは
涼太
〇〇の婚約者についてだ
〇〇
えっ?! 婚約者…ですか?
涼太
ああ、優しくて優秀な方だからお前も気に入るだろう。今度会ってみなさい。
〇〇
…はい、分かりました
コンコンコン
翔太
はい?
〇〇
〇〇です、入るね!
翔太
〇〇?どしたの?
〇〇
あのね、私…婚約者が決まるかもしれない…
翔太
えっ…
〇〇
ねぇ、パパに翔太と付き合ってること言お?そしたらパパもきっと許してくれるよ!
翔太
…いや、ダメだ
〇〇
えっ、どうして?
翔太
そんなの絶対反対されるよ…
〇〇
そんなことまだ分からないじゃん!
翔太
分かるよ!!
〇〇
ビクッ
翔太
あっ、ごめん…怒鳴っちゃって
でも、〇〇は俺よりも婚約者の人と結婚した方が幸せになれるよ、だから別れよ?
でも、〇〇は俺よりも婚約者の人と結婚した方が幸せになれるよ、だから別れよ?
〇〇
いやだよ!なんで?翔太は私のこと嫌い?
翔太
…うん、もう好きじゃない
〇〇
…そっか、わかった。今までありがとう。
ガチャッ (〇〇が部屋から出ていった)
翔太
嫌いになるわけないじゃん…大好きだよ〇〇…でも、しょうがないよな…
続く