黒猫メガネかもしれない
黒猫メガネかもしれない
黒猫メガネかもしれない
黒猫メガネかもしれない
青
桃
帰りは家の前まで桃くんが送ってくれた
今日あったあの気まずい雰囲気は 何とか持ちこたえた。
青
青
正直あの時の桃くんの表情はなんとも言えない。真顔に近い顔だった。
何かを一瞥するような、そんな顔
青
青
ブンブンと頭を振り自分の家の ドアに手をかけた
青
青ママ
青ママ
青
青ママ
青
そんな会話をしながら 一旦自分の部屋に戻る
どさりとカバンを置いて寝っ転がりながらスマホを見る
青
青
桃くんは受験生なため部会に来れるか 定かでは無い
普段の活動は入ってないが部会くらいは来るのだろうか
青
青
青
桃
桃
青
桃
桃
青
桃
青
桃
青
青
桃
青
小さく笑いが漏れる
青
なんてことを考えながら完全に忘れかけてた夜ご飯を食べに下に降りる
ご飯を食べ終わり、そのまま寝る準備も済ませ部屋に戻った。
青
これといったことは無かったが謎に溜まった疲れによって布団に入った瞬間 視界が微睡む。
青
手探りで部屋のリモコンを手に取り電気を消しそのまま眠気のままに目を瞑った
差し込んだ朝日目を覚ます...ことはなく
なかなか起きれない自分のために爆音に 設定したスマホのアラームが耳元で叫ぶ
青
のそりと起き上がりまだはっきりしない頭のままリビングへ降りる。
青
青ママ
青ママ
青
眠気の残る頭を起こしながら朝ごはんを 口にする。
青
青ママ
食べ終わり、とりあえず学校の準備をしなければならないので部屋に再度もどる
青
時間割への文句を垂れながら 教科書を揃える。
昨日桃くんとやった宿題も忘れないようにしっかり確認しながらカバンに入れた
あ、まずい
時間が無い。
遅刻にはならないが人を待たせていることに変わりはない
青
青ママ
青ママ
青
少し慌ただしくドアノブに手をかけた
青
ドアを勢いよく開けると眩しい太陽と むしむしとした空気と共に いつも見なれたあの顔が呆れた様子で目に映る
桃
青
桃
青
走るのが苦手な訳では無いのだが、流石に朝から走るのはハードすぎる
桃
桃
青
文句を言いつつも悪いのは自分なため グダグダしながらも ついて行かざるを得ない
校門が見える。
そこには学校の生徒が何人も集まっている
みんなノロノロと友達と話しながら歩いているのを見ると、遅刻は免れたようだ
青
青
桃
青
なんかもう次元が違う桃くんは置いといて
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
青
下駄箱を開けると途端に驚いた顔になった桃くんに声をかけた
桃
顔は深刻さを装っているが声は完全に笑いを堪えている
ん?なんかどやってね?
青
桃
でた、ラブレター
昨日も告白されて今日も手紙って...
青
桃
桃
青
青
本人は真顔のつもりなのだろうが、口角が上がっている
青
桃
青
桃
桃
青
青
うーん、なんか、なんだろ
おちゃらけて見せているがやっぱりどこか
モヤモヤしてる
桃
桃
桃
青
青
桃
パッと顔が熱くなった、
気がした。
桃
桃
また、まただ、
青
青
昨日と同じだ。
桃
青
ほっとした。
何となくその安堵が寂しいとは違う気がして頭を振る。
そんな訳。
ない。
そんなことを考えていたらさっき桃くんが何か噛んだ気がしたが聞き逃してしまった
あーあ、煽れるチャンスだったのに。
やばい、そろそろ教室に行かなければ
ザッというよく漫画で出てきそうな効果音がなりそうな動きで教室に入る
いわゆるスライディングだ
軽いやつだけど。
青
青
先生
青
コントのようなやり取りに数人のクスッと笑う声が聞こえる
先生
クラスメイト3
クラスメイト3
クラスメイトたち
可愛らしい日直の声と バラバラな挨拶が教室に響く。
また今日も似たような一日が始まる。
代わり映えのしない、
でも楽しい、そんな一日が。
始まるはずだ
黒猫メガネかもしれない
黒猫メガネかもしれない
黒猫メガネかもしれない
黒猫メガネかもしれない
黒猫メガネかもしれない
黒猫メガネかもしれない
黒猫メガネかもしれない
黒猫メガネかもしれない
黒猫メガネかもしれない
黒猫メガネかもしれない
黒猫メガネかもしれない
黒猫メガネかもしれない
黒猫メガネかもしれない
コメント
4件
コメント失礼します。 この小説のサムネのイラストに ついてなんですけど、これはあなたが描いたイラストではないですよね? 描いた本人様に許可は取りましたか?また、このイラストを見つけた サイトやアプリもお聞きしたいです。描いた本人様に許可を取った 上で使用しているのですか? 返信お待ちしております。