テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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「正直者の"異常者"」第一話　青天の霹靂

第1話 - 「正直者の"異常者"」第一話　青天の霹靂

2021年12月20日

#人間関係

#狂った正義感

彫米　千乃（ほりべゆきの）

？？？

7月9日
午前10時頃

？？？

この日は、雨が降っていたにも関わらず、陸上部の市の大会があった

？？？

「ドン」っといつもより鈍い音で、ピストルの音が競技場全体に鳴り響く

？？？

選手達が一斉に走る中…

？？？

そこに…

？？？

「僕の」姿はなかった…

ユキノ

6月24日の昼

伊藤凛人（いとうりんと）親友

「おーいユキノ」

伊藤凛人（いとうりんと）親友

「来月の大会何でる？」

ユキノ

「オレはいつも通り100かな☺️」

ユキノ

「伊藤くんは？」

伊藤凛人（いとうりんと）親友

「俺も同じく100だな」

ユキノ

「俺達も中3だし、これが最後の大会か、」

ユキノ

「新記録出したいな♪」

伊藤凛人（いとうりんと）親友

「だな」

ユキノ

その後も、雑談を重ねて、次の授業の準備をしようと席を立った時だった

伊藤凛人（いとうりんと）親友

「てかさ、お前近いうちに谷原（担任）に怒られるよw」

ユキノ

「えっ？」

ユキノ

「俺なんかしたっけ？」

ユキノ

次の瞬間、予想もしなかった返事が来た。

伊藤凛人（いとうりんと）親友

「谷原から、俺がリスカしていたことがバレて叱られてさ、」

伊藤凛人（いとうりんと）親友

「そん時に、他にしていた奴がいるかって聞かれてお前の名前出したからw」

ユキノ

僕はショックを受けた、伊藤くんが僕の名前を出したことよりも、谷原がリスカしていた人を怒るようなことをしていたとは

ユキノ

その日は放課後まで、動悸が鳴り止まなかった

トラウマの写真撮影

ナレーション

6月25日の朝

ユキノ

結局、昨日は何もなかったかと、安心して胸を撫で下ろす。

ユキノ

そういえば今日は、3年生の写真撮影があると思い出して、少し憂鬱になる。

ユキノ

今思えば、憂鬱になるだけだったらどれほどよかったかと、後悔することになる。

ナレーション

※学校を到着した後の6時間後の昼休み

ナレーション

※別教室にて写真撮影開始中

ユキノ

「写真撮影やだなーw」

幼馴染（男）

「いいじゃんw
ほら次は、お前の番だよw」

ユキノ

…少年撮影中…

ユキノ

写真撮影を終えて、教室から出る際に、担任とすれ違った。

ユキノ

いつもは、挨拶すら返さないくせに、今回だけ、挨拶を返してきた。

ナレーション

放課後

ユキノ

日直の仕事を終えて、部活へと向かおうと、教室から出ようとしたその時だった

担任

「ユキノ」

ユキノ

一瞬心臓が止まった。

ユキノ

とっ同時に怒られることを覚悟した。

担任

「聞きたいことがあるから、自習室の前で待っててもらえる？」

ユキノ

囁く（ささやく）ような声でそう言った。

ユキノ

そして、担任は職員室はへ（学習室の鍵を取りに行くため）向かい

ユキノ

僕は廊下で待った

ナレーション

※夕方

ユキノ

廊下で担任を待っている間、さまざまなことが頭によぎる。

ユキノ

「何を言われるんだ」

ユキノ

「言いたくない」

ユキノ

「心が壊れそうだ」

？？？

ガラガラ

ユキノ

！？

ユキノ

教室の扉が開く音がした。

ユキノ

（担任が来た）

ユキノ

そう思った。

ユキノ

だが、担任は職員室に居ることを思い出し他の人だと安堵（あんど）する。

ユキノ

しかし、扉からは出てきたのは意外な人物だった。

伊藤凛人（いとうりんと）親友

「よう」

ユキノ

伊藤だった。僕は少し、驚きながらも、伊藤に声をかけた。

ユキノ

「伊藤くん？」

ユキノ

「なんで、教室に？」

伊藤凛人（いとうりんと）親友

「忘れ物をしてな」

伊藤凛人（いとうりんと）親友

「お前こそなんで廊下に突っ立ったんだよ」

ユキノ

「オレは先生に呼ばれて…」

伊藤凛人（いとうりんと）親友

「…」

ユキノ

数秒の沈黙が

ユキノ

2人の空間を蝕む（むしばむ）

？？？

パタ、パタ、パタ

ユキノ

階段から、サンダルを履いた足音がする。

担任

「ごめん遅くなった」

ユキノ

「…いえ、大丈夫です。」

担任

「じゃあ、入って」

ユキノ

「…はい」

ユキノ

自習室に入る際、伊藤と目が合う。

ユキノ

というか、僕が怖くて伊藤の方を見た。

ユキノ

心配するような目。

ユキノ

憐れむ目。

ユキノ

そんな目ではなく

ユキノ

いつもと変わらぬ、見下したような目だった。

担任

「そこに座って」

ユキノ

スッ…

担任

ガラガラ、カチッ

ユキノ

担任が窓を全て閉めていく、僕は怖くて、何もできずに、ただ机に座った。

ユキノ

担任が窓を閉め終えた後、僕の席の隣に座る。

ユキノ

この異様な空気の中

ユキノ

担任が言った

担任

「突然だけどさ、

担任

悩みとかある？」

後書き

作者

いかがでしたでしょか？

作者

僕のデビュー作！

作者

僕が今年に体験したことを書いた、小説なのですが、

作者

ところどころ、僕の文章力のなさが垣間（かいま）見えて、いくつもの修正作業に追われました💦

作者

また、リクエストがあれば、2話も書きたいなと思います！

作者

ここまで読んでくださった皆様
本当にありがとうございました😭

作者

それでは、またお会いしましょう！

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彫米　千乃（ほりべゆきの）

プロフィール

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