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主
大叔母さん
大叔母さん
私
私の事をお嬢と呼ぶのは大叔母さんだけだった。
大叔母さん
私
大叔母さんには子供がいない。
昔から自分の子どものように可愛がってくれた。
私
大叔母さん
大叔母さん
大叔母さんは昔看護師をしていたらしい。
私が看護師を目指したのも大叔母さんの存在があったからだ。
私は看護師になった。
大叔母さんは私が看護師になってまもなく亡くなった。
何歳だったかは分からない。ハレー彗星を2回見たと言っていたから100歳くらいだっただろうか。
※ハレー彗星とは75年に1回見られるという彗星のこと。
ある日
私
バイクにまたがり家を目指す。
ブーーーン
ブーーーン
?
私
それは右耳だけに聞こえた声だった。
右を向くと凄いスピードで飛び出してくる車。
私
私は奇跡的にそれを避ける事ができた。
私をお嬢と呼ぶ人は1人だけ。
大叔母さんしかいない。
主
主
主