いわふか夫婦

やっと週末だ.... 1週間の激務をやっと終えて照より一足早く帰宅した ここ数日体をめちゃくちゃ使うハードな撮影が続いて 体全身バキバキだ、指1本動かすのだって億劫で.... もう何もしたくないこのまま布団に入って寝てしまいたい......

5/4 20:37

ソファになだれ込もうとしたが ふと、思い出しちらっとリビングの真ん中の置いてあるデジタル時計を見た

それからしばらくして 照が帰ってきた 俺は風呂から上がって来てからずっとソファに根を生やし寝転がっている

照も同じスケジュールだった筈なのに.... いやそれプラスでトレーニングもしてるから俺より動いてる筈なのに...

ソファの俺の横、ラグの上に腰を下ろした風呂上がりの照のまだ湿った髪の毛を弄りながらボソッと呟く

そんな1日の終わりをソファの上で大好きな照の温もりをじんわり感じながら微睡んでいた あー幸せだー、今日はこのまま寝てしまおう

と、思ったんだけど....

目を瞑り寝る体勢に入った俺に気づいたのか 声をかけられるが、適当な返事で流した 照の甘えた声を聞けば何を考えてるかわかるけど 今日はそれよりも睡魔と疲労が勝っていてとても無理だ

ｺﾞｿ ..ｺﾞｿ....ｷﾞｨ...

しばらくの静寂が続き、諦めたなと思いそのまま寝てしまおうとした....けど 訴えかけるように足に添わされていた手が段々と腹へと上がってシャツの中に入ってくる

ここで反応したら負けだと思い、全力でスルーを通したが手はどんどんと上に...胸まで這ってくる 薄目を開け様子を伺うといつの間にかソファに乗り上げて俺の上に覆いかぶさっている大型犬がいた 甘える様に首筋に顔を埋め首筋から鎖骨にかけてチュッチュと唇が落とされる くすぐったいそれから逃げるように身動ぎ少しの抵抗を見せるが諦めてくれそうにない... 俺の顔に頬を擦り寄せてきてとびっきり甘ったるい声色で呼ばれる

結局、俺の完敗 照のこの甘えたモードに勝てる気はしない だってめちゃくちゃ可愛いんだもん 眠気まなこで文句ありげに睨んでみるが お許しを貰えて嬉しそうに尻尾振ってそうなこの顔を見てしまったら終わりだ

唇を尖らせ最大限の気だるく仕方ないという態度を全面に押し出しながら 腕を突き出す 俺1人抱える事などお安い御用な照に軽々と抱き上げられリビングを後にする

5/4 23:30

ﾁｭｯ....ﾁｭｳ...ﾁｭﾊﾟ

ｸﾞﾁｭ...ｸﾞﾁｭｸﾞﾁｭ

ﾁｭｳ、ﾁｭｯ、ﾁｭﾊﾟｯ

寝室に移動してしばらく経つ 手つきは凄く優しいものの......しつこい ベッドに下ろされてから執拗に吸われ弄られた胸の突起はぷっくりと立ち上がり軽く擦られただけで体が跳ねる 同時に体が辛くなるからなんて優しさにかこつけて指1本だけで解されている後孔も充分照のを受け入れれる位柔らかくなっている筈なのにいつまでたっても指すら増やしてくれない

正直こんな焦らし方されたら睡魔なんてぶっ飛んでぐちゃぐちゃにして欲しいと思ってしまう、それはダメだ。 照の肩を押し頬を膨らませ顔をしかめて見せる そしたら苦笑いを浮かべた照が渋々しつこい手を止めた

ほんとに分かってんのかな? 明日も体使う仕事だし、せめて腰だけでも死守したい....けど絶対無理だよな、と腰をさする 今日の照は何だか余裕が無さそうだし、これだけ焦らされて正直俺もそろそろ限界で...もつかな.... なんて色々考えていると無意識に腰をさする手が移動しお腹をさすってたみたいで据わった瞳の照と目が合った

すぐに手を離した...が遅かったかな

愛してるって!!そんな小っ恥ずかしいセリフをスラッと言うなよ! 唐突な愛情表現に恥ずかしすぎて焦る 動揺してる俺なんて気にも止めずに でも少し余裕のない様子で照のモノが後孔に宛てがわれる

ｸﾞﾁｭｯ、ﾇﾌﾟ....ﾇﾌﾟﾌﾟ

ﾊﾞﾁｭﾝ!

ﾋﾟｭｯ....ﾋﾟｭｯ

ﾇﾁｭ....ﾊﾞﾁｭ、ﾊﾞﾁｭ、ﾊﾞﾁｭﾝ

奥までモノを埋められただけなのに腰がジンジンと甘く痺れて先走りか精液か分からない液体が飛び出る いつもよりでかい質量で奥をぐちゃぐちゃと掻き回されると動きに合わせて自身のモノから濁った液体がトロトロと溢れて甘イキが止まらない

ﾇﾌﾟｩ...ﾊﾞﾁｭ..ﾊﾞﾁｭﾝ...ｸﾞﾁｭｸﾞﾁｭ

約束通り負担をかけないようにゆっくり律動しては奥を掻き回される 入口から奥まで余すとこなく咥えこんで形がわかる位きゅうきゅうに締めつけてる自覚はあるけど、認めるのは恥ずすぎる ひっきりなしに溢れた液体が腹に水溜まりを作っていて濁った欲の中に指突っ込んで見せつける様に舐める姿を見せられて顔を逸らすが、何だかんだとても興奮しているのを隠しきれない

ずっとこんな調子じゃいつ離してくれるかわかったもんじゃない 延々と続くこの快感も勿論悪くは無いけどずっと甘イキをしているぼやけた感覚に恐くなり始めたから 縋るように照の首に腕を回しピッタリ抱き寄せた そうすると察してくれた照がぎゅうっと抱きしめてくれる

ｺﾞﾘ!!.... ｺﾞﾘｺﾞﾘｺﾞﾘｭ

ｺﾞﾘｭ、ﾊﾞﾁｭﾝ!

最初の甘ったる快感とは打って変わって 俺の要望通り前立腺をピンポイントで抉られ視界が明滅する

ｺﾞﾘｭ!?

ｺﾞﾘｯ、ｺﾞﾘｭ....ｺﾞﾘｭﾊﾞﾁｭﾝﾊﾞﾁｭ

ピッタリと密着し気づけば両手をベッドに縫いとめられている 逃げ場のない状態で照の温もりが熱くて.... ヤッてる最中の俺の事ほんと愛しそうに見る瞳とか 匂いとか、照もちゃんと気持ちいいんだって息遣いとか 全て感じれてそれを感じてしまえば俺だって堪らなくなってしまう

ﾊﾞﾁｭﾝ!ﾊﾞﾁｭﾝ!ｺﾞﾘｭｺﾞﾘｭｺﾞﾘｯﾊﾞﾁｭﾝ!

ﾋﾞｸﾋﾞｸｯ、ﾋﾞｭﾙﾙ...ﾋﾞｭﾙﾙ

ﾋﾞｭｸｯ、ﾋﾞｭﾙｯﾋﾞｭﾙﾋﾞｭﾙ

5/5 0:00

絶頂の余韻とすぐの襲ってくる睡魔にそのまま眠りにつこうとした所に突然言われた言葉に目を見開き時計を確認する 日付が変わった ...、そっか...

相変わらず、真剣な顔して真っ直ぐに伝えてくれるもんだから心臓が幾つあっても足りそうにない まだぴったり抱きついたままでどいてくれる様子もない照から体も顔も全身にキスの雨が降る そんでもってなんとも嬉しそうにドヤ顔で笑った

俺よりでかい大型犬がさっきまで嬉しそうに尻尾振ってたのにもうしゅんとし始めたので もう一度照を強く抱きしめる

改めて考えると少し恥ずかしくなってくる 照れ隠しによしよしと犬でも撫でるみたいに丁度ゴールデンレトリバーみたいな金色の髪を撫で回す

ﾋﾟﾛﾝ! ﾋﾟﾛﾝ!ﾋﾟﾛﾝ! ﾋﾟﾛﾝ!

しばらくするとスマホの通知音が鳴り出した きっと皆からのおめでとうメッセージだな

𓏸𓈒𓂃翌日

午前中の仕事を終わらせ照と合流した後 念願だった温泉に行く為少し遠出をした 2人でゆっくりと温泉を堪能し温泉街で食べ歩きをしてこっちに帰ってきた その後俺のリクエストで照が予約してくれていた店へ夕飯を食べに行って そこでちゃんとバースデーケーキまで用意してくれていて店ぐるみで祝ってもらい最高の誕生日になった

幸せいっぱいで帰宅して 丁度今、シャワーから上がったところだ 温泉に入ったのにまたシャワーを浴びるのに理由はひとつしかない 準備万端の状態で、あえて何も着ずに気休めのバスタオルだけを頭からかけて照の居るリビングに出ていく

ま、俺がシャワー浴びてくるってだけで全部お見通しなんだろうけど..... わざと何も言わずにいてくれてる

ソファに座る照が手を伸ばしてくる その手に手を絡ませながら膝の上に跨る

ずりぃ、誕生日のわがままを口実におねだりをさせる辺りマヂで意地が悪い んだけど....そういうのも嫌いじゃない.....

跨った俺をそのまま抱えて立ち上がる 落ちないように首に腕を回し 唇を重ねる

𝐻𝑎𝑝𝑝𝑦 𝑏𝑖𝑟𝑡ℎ𝑑𝑎𝑦𓂃𓈒💜05.05