それはきっと
3話
赤に似合うものを探して、
苦戦して選んだ指輪…。
赤、喜んでくれるかな
てきとうにカゴに入れて、レジに進む。
店を出て、それから、
そこにいたのは、愛しい君で
呆然と立っていると、
その先に見えたのは
あれ、
赤は、
青のことを見てた?
なんで、
そんなまさか、
…有り得ない。
だって、二人は他人で
いや、それもわからない
逃げるしか、なかったから。
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