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ジル
こん
僕には優しいお母さんがいた。
とっても優しいお母さんが．．．
そして、4歳離れたお兄ちゃんがいた。
でも、何かが原因となり、僕達は離された。
とっくに前の事。
名前も何も分からない。
お母さんは、お兄ちゃんが少年院に行ってから1週間後
死んでしまった。
あの日から、おばあちゃんに預けられ、虐待を受けていた
傷は、50個以上あるだろう。
でも、僕が1番気になるのは、
''おにいちゃんだ''
お兄ちゃんは僕のことを覚えているのだろうか。
でも、お兄ちゃんが何故だか、さとくんな気がする
こんなことさとくんに言ったらダメだと思っていた
僕は虐待が嫌で海で溺水した。
転生したら推しに拾われるようにお願いしたら本当に
叶った。
こん
なな
こん
莉ぬ
さと
こん
るう
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