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桃赤
発情期パロ
r入ります
桃赤さん付き合ってない設定
地雷さんさいなら
担任
委員長の号令とほぼ同時にチャイムが鳴り、1日の終わりを告げる。
赤
皆んながそれぞれ放課後の予定について話しているのを他所に、俺は1通メッセージを見て教室を出た。
1通のメッセージによって向かった先は、ほとんどもう使われていない物置小屋だった。
赤
桃
赤
桃
赤
桃くんは狼の血が混じってて、月に一度発情期がくる。
そのたびに桃くんは俺を呼びだして、性欲を発散してるの。
桃
赤
桃
赤
桃
赤
桃
赤
桃
赤
桃
桃
桃
赤
赤
桃
赤
桃くんの蒼い瞳とじっと目が合う。
本当のことを言えと言われている気がした。
赤
赤
赤
赤
桃
桃
赤
桃
赤
桃
桃
桃
赤
狼の血と人間の血は決して、血縁関係を結ぶことは許されない。
この国では昔から決まっていたこと。
どんだけお互いの思いが強くても、
どんだけ愛していても、...
俺たちはその事を十分すぎるほど分かっていたはずだった。
だからこそこの曖昧な関係で留まらせて、この気持ちには蓋をしていた。
それなのに、
赤
赤
桃
もう俺の心はとっくに限界だった。
いつになったら幸せになれる?
桃くんと、恋人になれる?
そんな未来、最初から無かった...?
桃
桃
赤
桃
その瞬間、生暖かい物が触れて離れていった。
赤
桃
赤
再び彼の唇が近づいて、今度はさらに舌が入り込んでくる。
頭がふわふわしながらも、必死に俺も桃ちゃんの舌に自分の舌を絡ませる。
キスってこんなに幸せで、気持ちかったんだ。
頑なに今までキスだけはしてくれなかった桃くん。
甘すぎる口付けから、やっとちゃんと恋人になれたんだと感じた。
これからどうなるかなんて知るもんか。
絶対に乗り越えてみせるんだから。
今後の期待と決意を胸に、俺たちはお互いに溺れた。
主