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かなた
かなた
かなた
かなた
かなた
かなた
ぴー
ひょろろろろ、ぴー
かなた
無機質なその音は耳の中から流れてきた
かなた
その音は段々と大きくなって行った
・
・
その音はパッ、と止まり
ふと目を開けた
かなた
目を開けたらそこは私物が何も無くなった僕の部屋のようだ
机もないしホコリすらない
かなた
ガチャっ
かなた
突然玄関の扉の開く音がした
そしてかなたは直ぐに察した
今入って来たものにバレたら
ヤバいと
かなた
かなたは急いで自分の部屋の押し入れに隠れた
かなた
ガッ、ガチャっ
かなた
さいわいな事に壊れかけた扉の音でリビングと判断がついた
かなた
ドタドタドタドタ
かなた
2階にはかなたの部屋しかなく廊下にいるということはもう逃げ道がない、という事だ
かなた
かなたはさっきまで鳴っていた心臓の音さえも消すかのように息を止めた
ガチャっ
かなた
かなた
がさ
ごそ
がさ
ごそ
部屋には足音が響く
がさっ
その音はパッと止まった
かなた
ガラガラガラ!!
扉が開いた
かなた
謎の人
かなた
そこに居たのは普通の女の子だった
かなた
謎の人
しかも何故か僕に驚いているようだ
ハートが多かったら続く