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3/1 お昼

ラウール

あい…

👧🏻:愛菜さーん

愛菜

あ、うん。今行く

ラウール

愛菜っ。

…えっ。1回こっち向いたよね? 無視…?

紗倉

あいな、ラウールー、、?

紗倉

どうしたの?ラウ。

ラウール

愛菜が…。

紗倉

屋上いこっか

ラウール

…うん。

屋上

ラウール

…最近さ、学校では無視されるし…、家でも、ハグとかしようとすると離れていっちゃうんだよね。

ラウール

紗倉ちゃん、愛菜から何も聞いてない…?

紗倉

うん、まぁ、聞いてるけど、言えないね。

ラウール

…なんで、?

紗倉

ごめんね。でも、愛菜はラウールのこと嫌いになった訳じゃなくて、ラウールと一緒にいたくて、我慢してるんだよ。

ラウール

…そうなんだ。

とか言ったけど、全然わかんないよ。

放課後 楽屋

…愛菜が来ない。

マネ:紗倉、愛菜は。

紗倉

多分、学校だと思いますよ。

紗倉

クラスの人に呼ばれてたんで。

マネ:そうか

すると、勢いよくドアが開いた

愛菜

はぁっ、はぁっ、すいません。

マネ:おい。何回目だ。

愛菜

…すいません。

愛菜

…先生と話してて、

マネ:先生…?紗倉からは クラスメイトに呼ばれてたって 聞いたが?

愛菜

…クラスメイトにも呼ばれたんですけど、その後に、先生に呼ばれて、日直の仕事してました。すいません。

マネ:そうか、次から気おつけろよ。 芸能界は時間が命だ。 遅刻となると、信用を失う。 それはマネージャーも同じだ。

愛菜

以後、気をつけます。すいませんでした。

その後は、愛菜も 仕事をこなしていた。

帰宅後 ラウールの部屋

ラウール

ねぇなんで遅れたの?
先生にとか嘘だよね。

愛菜

…ちょっとね

ラウール

てかさ、なんで最近学校で無視するの?

愛菜

ちょっとね。

ラウール

ねぇ、ちょっとね。ばっかり。なんで?俺なんかした?

愛菜

してないよ。

ラウール

前は、学校でも話しかけに来てくれたじゃん。

ラウール

なのに、無視するし、避けるし、家にいる時も避けてるよね?

ラウール

家にいる時くらい、話とかしようよ。

ラウール

俺がなんかしたなら、教えてよ。治すから。

愛菜

ごめん。でもなんでもないからさ!

愛菜

大丈夫だよ!

ラウール

愛菜っ!

愛菜

…っ。

ラウール

ねぇ、何があったの?

ラウール

俺、頼りない?

ラウール

なんで俺にまで嘘つくの?

愛菜

…ラウにはわかんないよ

愛菜

私の気持ちなんて…。

ラウール

え?

愛菜

ラウには分からない!

愛菜

わかりもしないのに、わかったようなこと言わないでっ!

ラウール

愛菜…?

愛菜

…ごめん。

愛菜が荷物を持って部屋を 出ていこうとした。

ラウール

…どこいくの?

愛菜

あのーさ、距離置かない?

ラウール

なんで

愛菜

前々から言おうっておもってたんだよね。

愛菜が部屋から出ていった 俺は玄関追いかけた

玄関

ラウール

待って!

愛菜

離してくれない…かな。

ラウール

待ってよ!なんで距離置きたいの?

愛菜

…離して。

ラウール

やだ。理由言ってくれないなら、話さない。

愛菜

お願いっ!離して!

ラウール

…っ。

愛菜

じゃーね。

愛菜は家から出ていった

母親

…まい?どうしたの?愛菜ちゃんとなんかあった?

ラウール

…距離置きたいって言われた。

母親

なにかしたの?

ラウール

わかってたら、愛菜は出てってないよ。

母親

それで?どこ行ったの?

ラウール

わかんない。

ラウール

…ママ。俺、追いかけて言った方がいいかな。

母親

待ちなさい。

ラウール

なんで…。

母親

お母さんが話してみるから。

ラウール

なんでママが…。

母親

彼氏だからって解決できないことはあるのよ。

ラウール

…俺、行っちゃダメかな。

母親

んー、、。

その頃 愛菜は 公園のブランコに座っていた

愛菜

はぁ。

愛菜

私が悪いだけなのに…。

愛菜

ごめん…。ラウ。

涙が止まらない…。

母親

…愛菜ちゃん。

愛菜

…お義母さん。

母親

学校で何かあったの?

愛菜

…大丈夫です

母親

マイに言えなくても、お義母さんに話してくれないかな。

母親

助けてって本当は思ってるんじゃない?

愛菜

…グスっ

母親

ぎゅ)辛かったね。

愛菜

お義母さん…グスっ

母親

何があったの。

愛菜

学校で、クラスの女子達に「ラウールと別れて」って言われてて。

母親

そう言われる心当たりはあるの?

愛菜

…私、SnowManのマネージャーもしてるじゃないですか。

母親

うん

愛菜

その子たちからしたら、マネージャーって言うのも気に食わないし、ラウの彼女って言うのも気に食わないんだと思います…。

愛菜

それで、やめろーとか言われちゃってて、

愛菜

暴力って言うんですかね、お腹とか結構痣ができちゃって

母親

えっ。大丈夫?

愛菜

…大丈夫じゃない。です。

愛菜

ホントは、ラウに言いたかったけど、

愛菜

あの子たちに何言うか分からないし、

愛菜

その後が怖くて…。

母親

アザとかがあって、近くにいるとバレそうで怖かったの?

愛菜

…はい。ラウールには悪いことしちゃったってわかってるんです。

愛菜

さっきだって、心配して聞いてきてくれたのに、

愛菜

酷いこと言っちゃいました。

母親

まい…。

愛菜

え?

ラウール

…ごめん。

ラウール

来ない方がいいって言われたんだけど

ラウール

…来ちゃった。

愛菜

…。

ラウール

愛菜。ごめん。

愛菜

…なんでラウが謝るの。

ラウール

全然気づいてあげられなくて。

母親

寒いし、家帰ろっか。

母親

そのほうがあ2人でゆっくり話出来るでしょ

ラウール

ありがとう

部屋

俺たちは家に帰ってきて 部屋に戻った

ラウール

ほら、荷物置いて

愛菜

…うん。

ラウール

ほら、ここ座って?

愛菜

…やだ、こっち座る。

ラウール

なんでよぉ〜!

愛菜

笑笑

ラウール

やっと笑った〜!

ラウール

最近、悲しそうな顔しか見れてなかったから、嬉しいな。

愛菜

…ごめんなさい。

ラウール

もう、そうやってすぐ悲しそうな顔しないで?

愛菜

うん。

ラウール

そういえば、痣…。

愛菜

あ、

ラウール

ちょっと見せれる?

愛菜

うん。

愛菜が服を捲ると 背中、お腹にはアザが複数あった

ラウール

痛むよね。

愛菜

…ちょっとだけね。

ラウール

あのさ?俺、どうしたらいいかな。

ラウール

愛菜の近くに居てあげたいけど、そうすると、反感買っちゃうかな。

愛菜

…でも、いて欲しい。

ラウール

そうだよね。わかった。

愛菜

ありがとう

ラウール

ぎゅ)辛かったね。

愛菜

…ラウ。ありがとう。

ラウール

え?

愛菜

だって、普通なら、何されたの?とか、何言われたの?とか、深く聞きたくなるじゃん。

愛菜

だけど、聞かないでくれるから。

ラウール

聞かれたくないこともあるでしょ?

ラウール

今だって、忘れたいくらい苦しいのに、深く聞いたら、また苦しくなっちゃうだけだよ?

ラウール

でも、愛菜が言って楽になるんだったら、沢山言っていいよ?俺は聞いてるからさ、

愛菜

うんん。

ラウール

あいな、お風呂入っておいで?

愛菜

うん。

ラウール

一緒に入る?

愛菜

…変態。

ラウール

なんでだよ笑

愛菜

お義母さーん!息子さんが変態ですー!

ラウール

ちょっ!(ちゅ

愛菜

…口塞ぎたいなら手でもいいじゃん。//

ラウール

口でできるのは俺の特権。

愛菜

…いいよ、一緒でも、

ラウール

え?

愛菜

…一緒お風呂入ってもいいよ//

ラウール

あいな。

愛菜

…何よ。//

ラウール

ツンデレ可愛いっす。

愛菜

あーもう。1人で入る!

ラウール

ちょっ!俺も行くー!

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