夏目 ヒシ
僕の目的は、
夏目 ヒシ
「授業をすること」です。
中原 一樹
授業…?
魅凪 珀藍
ちょっと待て、ならボクらB組はいらなくないか?
共鳴 くろ
しかも人質とか、
夏目 ヒシ
まぁまぁ、皆さんが思っているような普通の授業ではありませんよ
黒沢 歩
じゃあどんな授業だよ
夏目 ヒシ
んー…簡潔に言うならば、「命の授業」とでも言いましょうか
高咲 彩葉
だったら尚更俺らなんだ?
夏目 ヒシ
簡単。この学校でまともだと思った一年を選んだからです。
狗井 駿
まとも…?
夏目 ヒシ
この学校は荒れている。そんな中残ってくれた君達なら、僕の希望を叶えてくれると思った。
中原 一樹
希望とは?
夏目 ヒシ
それは〜…また後日の授業でお話しましょう
夏目 ヒシ
さて、ここでひとつお知らせです
共鳴 くろ
今更お知らせって言われても、
夏目 ヒシ
皆さんを解放したら、僕は死にます
黒沢 歩
は?!
魅凪 珀藍
死ぬって…本気?
夏目 ヒシ
えぇ。皆さんに嘘は着きません
夏目 ヒシ
さて、今日は初授業ですからね。ここまでにしておきましょうか
夏目 ヒシ
はい 起立ー!
全員
……(こんな雰囲気で立てるかよ…)
夏目 ヒシ
…スッ(起爆装置を出す
夏目 ヒシ
起立?
共鳴 くろ
ッ!
夏目 ヒシ
はーい、グダグダしなーい
全員
(立つ)
全員
ありがとうございました…
夏目 ヒシ
じゃあ、しばらく休み時間で
夏目 ヒシ
あ、そうそうここの教室とトイレ以外の扉は開かなくなっていますので
魅凪 珀藍
開かなくなっているって…鍵がついてねぇ扉もあるだろ?
夏目 ヒシ
出れないように、開けようとした瞬間にでんにがながれるようにしてあります
夏目 ヒシ
じゃ、好きにしてくださーい
狗井 駿
好きにしろって言われても…
中原 一樹
何すればいいんでしょうね。
夏目 ヒシ
[警察のみなさーん](遠くから)
高咲 彩葉
この声…せんせーの?
魅凪 珀藍
あの教師野郎…何がしたいんだよ、
夏目 ヒシ
[ご安心を、人質の生徒に危害を加えるつもりはありません]
黒沢 歩
…ひとまず安全、かもな
夏目 ヒシ
[1つ目の要求をします、生徒6人分の食事をください。]
中原 一樹
一体あの先生は、何がしたいんでしょうね、