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コメント
5件
やばい、最高すぎて続きが楽しみすぎます
ケーキバース!?、 最高です、有難うございます
ケーキバース始めてみる!続き楽しみにしてます!
最近、味が消えた。
コンビニで買ったチョコレートを口にいれても、 舌の上を転がるのは、ただの形だけ。 甘さも、香りも、何もない
pr
独り言がやけに空虚に響く
甘いものは、大好きなはずなのに。
その日の夜、あっきぃがキッチンに立っていた。 エプロン姿で、鼻歌まじり
ak
ak
テーブルに並んだ料理は、 見た目だけで分かるくらい丁寧で、美味そう。
期待混じりに一口食べる。
pr
やっぱり、味がしない。
ak
pr
ak
安心したみたいに笑うあっきぃを見て、 胸の奥がちくっとした。
─────そのとき、
pr
ふわっと、 甘い匂いがした。
デザートの匂いかと思ったけど、違う。 もっと生っぽくて、 頭の奥を直接揺らすみたいな甘さ。
無意識に顔を上げると、 ちょうどあっきぃが皿を取ろうと身を乗り出し、 距離が縮まっていた。
pr
心臓が、どくんと跳ねる。
ak
pr
ありえないくらい甘い匂いに 喉の奥が、きゅっと鳴った。
pr
pr
聞いた瞬間、 あっきぃが目を丸くする。
ak
気のせいや。疲れてるだけ。 そう思いこもうとしても、甘い匂いは消えない
pr
ak
pr
ak
pr
──なんやねん、これ。
俺は足早に風呂場へ向かった。
まだこの時の俺は、 それが“始まり''だなんて、思いもせずに。
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