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BLACKBIRDの死が、二人の知る所となったのは、それから3日後のことであった。
通信端末
ホタル
アオリ
ホタル
アオリ
ホタル
メタル・プレデター隊員
ホタル
ホタル
メタル・プレデター隊員
二人は、黙って、固まってしまった。涙すら流れなかった。手から端末が滑り落ちても拾えなかった。しゃべっている人物が変わり、はっきりと以下のように告げられた。
メタル・プレデター隊員B
そして、後日、告別式に行くこととなった。二人は、ヘリに乗って、セントラルベースまで行った。ただ一つ、違うことは、隣に彼がいない事だった。
アオリ
ホタル
セントラル・ベースにて........
メタル・プレデター隊員
隊員が読み上げる様子を聞き届けながら、深い喪失感を胸に残して、二人はその場を後にした。
その後、二人は彼を忘れたように、元の生活に戻った。忘れたというより、彼が死んだということに対する拒絶の表れでもあったのだろう......
そうして長い月日が経った、ある日。
隣に、一人の男が引っ越してきた。名前を、ユーリ・グリゴリエーヴィチ・ペトロスカと言うらしい。
ホタル
アオリ
ホタル
アオリ
ホタル
ユーリ
ホタル
ホタル
ホタル
BLACKBIRD(ユーリ)
アオリ
アオリ
三人は、涙を流して、抱きしめ合った。
BLACKBIRD(ユーリ)
ホタル
アオリ
BLACKBIRD(ユーリ)
そうして、その後は、お互いの家を行き来することが多くなった。そして、ある日、こんな疑問が浮かび上がった。
ホタル
BLACKBIRD(ユーリ)
ホタル
BLACKBIRD(ユーリ)
ホタル
ホタルは、この男の生命力に度肝をぬかれ、流石に何も言えなくなってしまった。ここに居るのがホタル以外の何者であれど、この発言に声を失わざるを得ないだろう。
こうして、彼等は、長い時間を掛けて、三人の日常を取り戻すことが出来た。彼がここにいなくとも、二人は、何の戸惑いもなく過ごせたであろう。だが、彼にとって、BLACKBIRDにとっては、おそらく人生のうちで失わざるものであり、ただ2人だけの理解者であり、自らの命と心よりも、何ものにも代えられないものであっただろう.....
テーマ曲:Imagine(John Lennon) https://www.youtube.com/watch?v=0DNwYnJivJw&list=RD0DNwYnJivJw&start_radio=1