えと
えと
寝起きで頭が回らないから油断した。
口からオレンジ色の花びらが数枚落ちる
えと
えと
ふと、周りを見渡した時に マスクが目に入った
えと
えと
マスクを手に取りながら 買った時の事を思い出す。
のあ
えと
のあ
そう言って 携帯で開いたページを2人に見せる。
そこに映っていたのは『マスク専門店』
色とりどりのマスクが並んで居て、 模様やら装飾がついているのも多かった
スクロールしていくと、 ひとつのデザインに目が止まった
えと
るな
のあ
えと
るな
のあ
嬉しそうに鼻歌を歌いながら 携帯を操作するのあさん
のあ
のあ
るな
えと
のあ
えと
るな
えと
えと
思い出に耽っていると 下から階段を登る音がする
えと
今朝出してしまった花びらを自分の布団に捩じ込んでおく。
トントントン…ガチャ
のあ
えと
えと
のあ
のあ
寂しそうに笑うのあさん
本当は抱きしめて声をかけてあげたい。
今の私には出来ない。
ごめんねのあさん 私も貴女とお話がしたいよ
のあ
のあ
のあ
えと
差し出されたのあさんの手をそっと握る
彼女の手は弱々しく力が入っていなかった
るな
えと
るな
るなもシュンとしていて 子犬が落ち込んでるようで
そっと頭を撫でてみた。
るな
のあ
るな
のあ
るな
恒例のいがみ合い
お互い仲が良く絆が深いからこそできる事
えと
えと
のあ
るな
そう言って自分のフォークで私の苺を狙いに来るるな
私はと言うとまぁ。分かっていたので 目の前で苺を食べる
るな
そんな笑いの絶えない朝ごはんが終わる
えと
えと
えと
袋に入れた大量のオレンジ色の花びらを 見つめる
えと
持っていくものを準備して のあさんに一言『ちょっと出かけてくる』 と送り外に出る。
家の近くからすぐの所に花屋さんはあった
誰かの誕生日や記念日に必ず 花を買っていたから定員さんとは 顔なじみだった。
花屋の女性定員
えと
花屋の女性定員
えと
花屋の女性定員
花屋の女性定員
えと
花屋の女性定員
流石顔なじみの定員さん 言わなくても分かってくれる
大量にオレンジ色の花びらが入った袋を渡す
花屋の女性定員
花屋の女性定員
花屋の女性定員
袋の中の花を 見た瞬間すぐ袋を閉じる定員さん
彼女の顔は真っ青だった
花屋の女性定員
えと
えと
花屋の女性定員
花屋の女性定員
花屋の女性定員
定員さんがぶつぶつと言ってる。 どうしたんだろ…。
花屋の女性定員
えと
えと
えと
花屋の女性定員
花屋の女性定員
花屋の女性定員
花屋の女性定員
定員さんは店に戻って花の図鑑を持って 帰ってきた
目の前でサンダーソニアのページをめくる
『サンダーソニア』 別名 『クリスマスベル』 『チャイニーズランタンリリー』
『花言葉』 愛嬌 望郷 祈り
『毒性』 愛らしいサンダーソニアだが、その反面、大変危険な毒も持ち合わせている。
花だけでなく、 葉や花粉なども毒を含み、 ひとつまみ口に入れただけで 重度の急性腎不全を引き起こし
最悪の場合亡くなってしまう。
えと
私が吐いていた花は毒だったのか!!
こんなものあの二人に触られたら…
考えるだけでゾッとする。
花屋の女性定員
花屋の女性定員
花屋の女性定員
花屋の女性定員
青ざめた顔で頷く
えと
えと
えと
えと
頭の中で最悪の情景が浮かび上がる
えと
花屋の女性定員
えと
花屋の女性定員
えと
定員さんに頭を下げて急いで家に帰る
お願い、まだ何も触れてませんように
お願い。お願いします神様。
祈りながら私は全力で走っていく
第2話
如何だったでしょうか。
少しでも続きが気になってくだされば 嬉しい限りです
第3話。♡200で 書きます。
気になった方は 押していただけると。
♡200を超えた♡、コメント、フォロー 励みになります。
それでは、 また逢う日まで
おつ残。
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