TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

空想の世界の中の好きな人。

一覧ページ

「空想の世界の中の好きな人。」のメインビジュアル

空想の世界の中の好きな人。

1 - 空想の世界の中の好きな人。

♥

1

2019年08月10日

シェアするシェアする
報告する

精神病に苦しむ中で 作り出した

私の空想の世界。

その世界の中で 私は

少年に恋をした。

木下 優美

......

木下 優美

(今日も会えるのかな。)

私が作り出した 空想の世界。

その世界はただの夢 とは違う。

自分の考えてることが 世界となって。

その世界の中で 眠っている間だけ

私は本来の自分で いられる。

木下 優美

...私は、普通の人とは少しかけ離れてるんだよなぁ...

その世界では 自分の思うままに

コントロールできる。

木下 優美

母さん達の...話し声だ。

優美の母

あの子は...のせい......精神病になってしまった...。

優美の父

大丈夫さ...。担当医も治ると言っていただろう?

優美の母

......

遠くてちょっと よく聞こえなかったけれど

木下 優美

私のせいで...母さんや父さんを苦しめてる...。

木下 優美

いっその事、あっちの世界で生活出来たらどれほどいいだろう...。

木下 優美

でも...そう思うからこそ。治らないんだ...。

木下 優美

...母さん、父さん。

優美の母

!?

優美の父

あ、あぁ、どうした?

木下 優美

...ごめんね。おやすみなさい

優美の母

っ!...うぅ...

優美の父

優美...。

木下 優美

はやく寝なきゃ。

私は眠りについた。

木下 優美

(...晴れてる!)

私は飛び起きた。

中崎 翔真

あ、おはよ。

木下 優美

!?//////

起きた先にいたのは 私の好きな人

翔真だった。

中崎 翔真

今日は...悩み事なさそうだな。

木下 優美

うん😊

翔真は出会った時から 相談にのってくれた。

私が...心の中でSOSを 出したからだと思うけど

笑顔で話しかけて くれるから。

私も笑って悩みなんか なくなって。

私の癒しだった。

木下 優美

翔真...。

中崎 翔真

どした?

木下 優美

私ね。好きな人がいるの。

中崎 翔真

...うん。

木下 優美

でも。その人と恋はできなくて

中崎 翔真

どうして?

木下 優美

その人と恋は叶わないし、これからのことを考えるとできないの。

中崎 翔真

俺だって好きな人いるよ。

木下 優美

(え...空想の世界でなら...何でも私の思い通りなのに?)

木下 優美

(なぜ...思いどうりにならない?)

木下 優美

そ、そうなんだ...。

中崎 翔真

うん。

中崎 翔真

でも、その恋は叶うんだよ。

木下 優美

...?

中崎 翔真

俺の好きな人は優美。君だよ。

木下 優美

...何言ってるの?

木下 優美

ハハッ...叶うわけないじゃん。ここは空想の世界。

木下 優美

現実でなければ恋なんて叶わない。

中崎 翔真

俺は現実に存在するよ。

木下 優美

...っえ?

中崎 翔真

現実世界の中からここへ来たのさ。

中崎 翔真

きっと俺達はまた巡り会える。

中崎 翔真

今度は...現実世界で。

木下 優美

ほんとに...?

中崎 翔真

あぁ。俺だって優美に会いたくてここへ来たんだ。

木下 優美

じゃあ...今度会う時は現実世界ね。

中崎 翔真

また君を現実世界で俺は探すよ。

木下 優美

ふふっ...見つけてね...。

私は涙を流した。

クラスメイト

優美~

クラスメイト

おっはよー

木下 優美

ふふっ...おはよ。

あれから私は 空想の世界に行くことは

なくなった。

精神病も回復して。 両親も喜んで。

それも...翔真のおかげだ。

普通の私に... 戻ったんだ。

優美の友達

あっ!ねぇねぇ優美!

木下 優美

ハイテンションでどうしたの?

優美の友達

今日はね、転入生がここへ来るんだよ!

木下 優美

あ、そうなんだ。

優美の友達

イケメンかな!それとも美少女?

木下 優美

ww

すると先生が 入ってきた。

担任の先生

はい、みんな席につけー

木下 優美

(この時期に転校か...大変だな。)

担任の先生

今日は転入生を紹介する。

先生がすらすらと 黒板に名前を

書いていく。

その名前に 目を疑った。

担任の先生

中崎 翔真くんだ。

中崎 翔真

よろしくお願いします。

私たちはまた 巡り会えた。

この作品はいかがでしたか?

1

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚