スマホを眺める綺麗な横顔が好きだ。
サラサラした、ツヤツヤの髪の毛が好きだ。
酔ったときにたまに出る、あの笑顔が好きだ。
好きだ。
好きだ。
好きだ。
しろせんせー
彼の横顔を眺めながら、ボーッとそんなことを考える。
ニキ
しろせんせー
無意識に、彼の髪に触れていた。
ニキ
ニキ
心臓が大きく揺れる。
顔が熱くて、手が震えて、視界がぼやける。
ニキ
しろせんせー
俺の顔を覗くニキに、また鼓動が早くなる。
ニキ
アホかこいつ!普通思っても言わんからな!?
ニキ
しろせんせー
最悪や…ほんまに。
こんなんでバレると思わんやん、普通。
ニキ
しろせんせー
気づいた時には、口に柔らかい感覚がした。
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
なんだか、上手く声が出なかった気がした。
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