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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

私は弟の危険も知らず、とてつもない過ちを犯した。

私は不意の事故で足を軽傷、そして腕の骨が折れてしまった。

もくる

(私は、もう弟を助けに行けないのかな…)

もくる

(本当に私は何をやっているの)

もくる

(時間もないのに)

もくる

(私は……)

もくる

もくる

(でも足はまだ大丈夫かもしれない)

もくる

(腕も固定されてるからどうにか大丈夫…)

もくる

(弟を助けるのは、私じゃないと…今日の夜こっそり抜け出せば大丈夫か…!)

医者

コンコン(ドアをノックする)

医者

失礼します。そろそろ就寝の時間でございます。

もくる

はい

医者

腕をそれ以上折れさせないために固定しておきますね

もくる

え?

医者

ではまた朝に外しに来ます

医者

おやすみなさいませ

もくる

あ、

医者

バタン(ドアを閉める)

もくる

(え、どうしよう)

もくる

(これじゃ、夜も探しに行けない…)

もくる

(いや!まだ諦めるのは早いよね)

……

もくる

なんとかしないと

もくる

はぁ、

もくる

はぁ

それから2時間ちょっとして、なんとか病院から脱出に成功した

もくる

これで探しに行ける

もくる

パンはコンビニで買ってきたし!

もくる

待っててね、武尊!

もくる

走れないけど、

もくる

工事現場近くまで来て走ればきっと

もくる

行ける

もくる

……

もくる

おりゃああああああああぁ

武尊(たける)

もくるさん?

武尊(たける)

もー、来るの遅いよ

もくる

ご、ゴメンナサイ。

武尊(たける)

も、く、る、だけに!

武尊(たける)

ハッハッハw

もくる

私の事バカにしてるようにしか聞こえないんですけど…(⚭-⚭ )

武尊(たける)

あ、ごめんごめん

武尊(たける)

俺はそうゆう人間だからな

武尊(たける)

それより…

武尊(たける)

って

武尊(たける)

その腕…

もくる

あ、これですか

武尊(たける)

大丈夫なのか!

もくる

はい、大丈夫ですよ。ただの骨折ですから

武尊(たける)

ただの骨折って

武尊(たける)

骨折はやばいよ

もくる

あの本当に大丈夫ですから

武尊(たける)

もしかしてその骨折のことがあったから来れなかったのか

もくる

まぁ、そうですねー

もくる

(1人でふざけてたからなんて言えない…)

武尊(たける)

ごめんな

もくる

大丈夫です

武尊(たける)

実はな

武尊(たける)

最近俺調子悪いんだ

もくる

え!大丈夫ですか!

武尊(たける)

よく分からないんだけどな

武尊(たける)

動悸と熱が時々出てくるようになって

もくる

結構重症じゃないですか

武尊(たける)

薬もないし

武尊(たける)

ネットで調べても高齢者しかありえない病気って書いてあったんだ

武尊(たける)

原因がよく、分からなくて

武尊(たける)

今もなんだ…

もくる

それは困りましたね

もくる

寒い中運動とかしませんでしたか?

武尊(たける)

そんなことはしないよ

もくる

じゃあ、何したんですか?

武尊(たける)

武尊(たける)

想像…かな

もくる

想像?

もくる

何のですか?

武尊(たける)

こんな出来事あったな、とか

もくる

でもそれじゃ動悸や熱は出るはずないですね…

武尊(たける)

そうだよな

武尊(たける)

あともう1つ

武尊(たける)

気になる人がいる

もくる

え?

もくる

(この世界にも人いるのかな?そう言うことは教えてくれても良かったのに)

もくる

お友達ですか?

武尊(たける)

あぁ

武尊(たける)

いずれは友達を越えようと思っているんだ

もくる

そうですか

武尊(たける)

その人は優しくて、

武尊(たける)

俺の

俺の夢を叶える

武尊(たける)

って言ってくれた

もくる

すごく頼もしい方、ですね

武尊(たける)

すごく頼もしいよ

武尊(たける)

まるで俺の姉みたいな

武尊(たける)

そんなわけはないけど

もくる

私もその人に会ってみたいです!

もくる

よければ連れてきてもらってもいいですか?

もくる

(その人がいるなら私いなくても大丈夫そう)

武尊(たける)

わかった

武尊(たける)

じゃあ着いてきて

もくる

は、はい!

何分かして私は見たこともなかった階段を登った

もくる

うわぁ…!

武尊(たける)

この場所知ってる人あんまりいない、

武尊(たける)

というか俺しかほぼ居ないからね

もくる

夕日がこんなに綺麗なものをだなんて…

もくる

信じられない光景です!

武尊(たける)

そうか、よかった

もくる

はっ!

もくる

すっかり忘れてました

もくる

で、武尊さんの気になる人はどこに?

武尊(たける)

……

武尊(たける)

そこだよ

もくる

ど、どこですか?

武尊(たける)

見えないの…?

もくる

私にはさっぱり…

武尊(たける)

……フッ

もくるさんだよ

もくる

…え…

そう言って彼は私の手に彼の手を優しく添えた

武尊(たける)

俺、実はわかっていたんだ…

武尊(たける)

動悸や熱の原因

武尊(たける)

きっとこれはもくるさんが引き起こしたものなんだって

武尊(たける)

俺はずっと1人で

武尊(たける)

ずっと寂しかったんだ

武尊(たける)

そんな時、俺に手を差し出してくれた。会いに来てくれた

武尊(たける)

もくるさんに心を奪われてしまったんだよ

武尊(たける)

この気持ちは初めてだった

武尊(たける)

この気持ちのことを『好き』って言うんだろうな。

武尊(たける)

もくるさんは何者なのかも、なんでいつも来てくれるのかも

武尊(たける)

分からないけど

武尊(たける)

俺は

もくるさんのことが好きだ。

武尊(たける)

もう俺の気持ちが変わることはきっとない

武尊(たける)

どうか…

武尊(たける)

俺の

恋人になってください。

もくる

……////カァ

もくる

(…まさか、私だったなんて…)

もくる

(……)

もくる

……

もくる

あ、あの…ね…

もくる

実は、

もくる

武尊さん話しておかないといけないことがあります

急いで(会い)に行く

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コメント

3

ユーザー

恋か…恋⁉︎武尊、お前姉ちゃんに向かって、って記憶無いんだった

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