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主
主
主
主
主
桃
青
桃
青
青
桃
青
桃
僕と桃くんは仲が良かった
好きなものも一緒
苦手なものも一緒
似ているところがたくさんあるなかで一つだけ
違うところがあった
それは
部活
僕はテニス部
桃くんはバスケ部
僕もテニスよりバスケの方が経験あるし
バスケ部入れば良かったと後悔
カサッ
青
青
僕たちは手紙で会話することも多かった
いつ遊ぶか、推しの絵を描いてとか
本当に充実していた
が、
ある日事件が起きた
青
桃
青
青
バタンッ
青
青
桃くんが倒れた
原因は寝不足
青
青
桃
青
桃
青
桃
桃くんが保健室を出る準備をしていると
掲示板に同性愛についてのポスターを見つけた
僕はそういうのに反対はしない
だって同性の子でかっこいい子とか普通に好きになるだろうし
恋愛に男女関係ないと思ってる
桃
青
青
桃
桃
桃
青
桃
青
青
桃
青
桃
青
桃
桃
青
青
桃
青
違うところもう一つあった
相手は同性の恋人がいて
僕には異性の恋人がいる
それでも僕は桃くんと離れることはなかった
青
桃
青
桃
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
青
青
桃
青
青
青
青
青
青
桃
桃
青
青
青
桃くんが部活を辞めたことで帰る時間も違う
一緒に帰れなくなった
カサッ
青
青へ 今日は部活だよね?頑張ってね
ちょっとした一言でも手紙にしてくれる
桃くんって結構恥ずかしがり屋?
青
これは気分悪くなるかもしれないから見ることをおすすめしません
青
本当は今日一緒に帰りたかった きもいよねごめん でも一緒に帰りたい。部活行かないで欲しい
青
部活は楽しい方だった
仲間もみんな優しくて
僕も上手さで言ったら上位だし
でも
そんな僕を気に入らない人だって居る
僕が点を入れるとフォームがおかしい
とか
熱中症にならないようにと先輩にお願いされて配った塩分も
良い子気取り
教室でも女たらしとか言われ
掃除の時間には僕の机だけをほったらかし
わざわざ掃除が終わってから僕が運ぶ
こんなことをする人が居る部活なんて行きたくない
といえばきっと無理に連れて行かれる
その子が僕の変な噂を周りに言いふらすから
奇数の練習では基本1人
それでも僕は顧問には上手いと褒め言葉をもらう
この際
部活を休んでしまっても良いかも
桃くんと帰ろう
僕は桃くんに手紙の返事を書いた
最近はよくくっ付くようになった
桃
桃くんは自分の膝を叩いて僕を呼んだ
青
桃
青
桃
青
浮いてるんだよ!!
僕は人とくっ付くのが苦手
でも人の少ない学校出身の僕は基準が分からなくて
これが友達ではあるあるなんだ
って自分に言い聞かせてた
桃
桃
モミモミ
青
今、揉まれた?
桃
こ、これも友達なんだから仕方ない
僕は井の中の蛙なんだ
ドサッ
青
桃
青
青
桃
桃
プチップチッ
え、服脱がされてる、?
やだ、やだよ
青
桃
青
桃
青
青
桃
笑って誤魔化したけど結構びっくりした
本当に上に乗ってたし
彼氏さん居るのに何してるんだよ
僕にも彼女居るし
モブくん
青
桃
青
青
モブくん
桃
こんな感じで1ヶ月も部活に行ってない
しかも無断欠席
今日こそは行くぞと決心しても
桃くんが止める
もう辞めちゃおうかな
青
桃
青
桃
桃
青
君のせいだよ
なんて言えなくて
青
桃
青
青
桃
桃
青
青
桃
青
桃
そんなこと言って明日も
別に挨拶しなくてもいいじゃんとか言って連れて行かれるんだ
青
青
桃
桃
青
11月が始まってすぐ
1日の放課後だったかな
桃
青
桃
青
青
桃
桃
青
いつものように長話をして
帰ろうかと話し出した頃
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
青
桃
青
桃
青
桃
青
青
カサッ
青
手紙か
青へ 青の事が好きになりました ごめんなさい。青が好きになったから彼氏とは別れました 付き合ってください
青
桃
青
ごめんなさい 桃くんの事友達として好きだよ でも付き合えません 彼女も居るから
桃
青
青
青
桃
青
桃
青
桃
今、話しかけられたら声が震えてると思う
上手く会話にならないと思う
きっと泣いちゃうと思う
悲しいのは桃くんの方なのに
それ以上に僕が上手く返せなかった事の悔しさが大きい
モブくん
青
モブくん
モブくん
青
モブくん
モブくん
あんまり言いたくない
けれどこの先輩は僕を部活に誘ってくれた大好きな先輩
運動音痴の僕を支えてくれた尊敬する先輩
小さな頃から仲のいい先輩
青
モブくん
モブくん
モブくん
青
モブくん
モブくん
青
モブくん
青
モブくん
モブくん
モブくん
モブくん
モブくん
モブくん
青
モブくん
モブくん
青
モブくん
モブくん
青
母
青
母
母
青
大先輩に相談しな?
青
母
青
母
青
青
母
母
母
青
母
母
青
母
青
青
母
母
青
母
青
次の日から桃くんとは話せなかった
何通か手紙のやり取りはあったが
お互いのために来年までは距離を置く事になった
でも、これは僕が同性愛に理解がないという事なのだろうか
僕は今までされてきた事がそういう目で見られていたと考えてしまい、
嫌というより桃くんが怖かった
やっぱり僕は上手く生きていけない
僕がおかしいのだ
僕が
僕が悪い
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主