母
ごめんね、百々
蒼が帰宅し、母は突然そういった。
Sato
何のはなし?
母
全部私が悪かった。
母
普通の子に産んであげられれば
Sato
ふつう?
俺がゲイな事が気がかりなのだろうか
Sato
普通なんてつまらないし
母
…気を使わせてごめん
なんで、自分を責めないで。
Sato
俺、ゲイでよかった。
Sato
今が幸せ
家族がいて、
好きな人がいて、
俺を認めてくれる人がいる。
Sato
感謝したいくらいだよw
母
百々ッ…こんなお母さんでもいい?
Sato
俺は母さんが大好き。
母
ッ…ごめんなさい
母
ありがとう。
そういい俺を抱き締める。
母
今以上幸せになって、
Sato
世界一の幸せ者になるよ。
俺はそう宣言した。
母
それにしても百々が甘える姿なんて見たことなかった。
Sato
それ言わないでよ
母
あれから数分ずっと
母
あお、あお、って…
Sato
ちょっ!やめろって!
母
ふふ、