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#漫画
ゆろ
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コメント
1件
あおいです🤍 18話、読み終えました……。もう、胸がいっぱいです。 屋上で逃げる柚希くんを追い詰める(?)蒼真くんのひたむきさが切なくて。「離したらまた逃げるだろ」のセリフ、グッときました……。お互いの気持ちを言葉にできた瞬間、涙がじわっと出そうになりました。やっと届いた想い、本当によかったですね。おふたりの距離が縮まる瞬間を、丁寧に紡いでくださってありがとうございます。次が待ち遠しいです🌷
朝ーーー
山口 蒼真
昨日はあまり眠れなかった。
それでも、不思議と眠くはない。
山口 蒼真
今日こそ。
柚希と話すんだ。
山口 蒼真
山口 蒼真
オレは簡単に身支度を済ませると
いつもより早く家を出た。
教室に着けば辺りを見渡す。
山口 蒼真
まだ、朝早い時間帯と言うこともあり
教室の中は誰も居なかった。
オレはカバンを自分の机の横にかけて
廊下へと出た。
オレは廊下を歩く。
先生に怒られない程度に
早く歩く。
山口 蒼真
まだ、誰の姿も見当たらない。
廊下をまっすぐ、オレは歩いた。
オレは下駄箱へ到着し、
辺りを見渡した。
まだ、誰もいない。
そう思い込みながら、
ふと、柚希の下駄箱に手をかけた。
山口 蒼真
そこには、外靴があり
もう既に柚希は学校へ来ていた。
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
オレはまた再び歩き出した。
山口 蒼真
一人呟き、下駄箱を後にしたーーー
オレは階段を駆け上がって行く。
早く、早く、早く、
前を見据えて
登って行く。
山口 蒼真
山口 蒼真
最後の踊り場へ着き少しだけ、
歩く速さを緩めた。
そして、ゆっくりと最後の階段を登り
目の前には扉が見えた。
山口 蒼真
扉の前でオレは立ち止まった。
切れた息を整え
何度か深呼吸をした。
山口 蒼真
山口 蒼真
オレはその掛け声と共に
扉に手をかけたーーーー
俺は今屋上に来ていたーーー
学校へ来たのはいいものの…
山口の顔を見ると
熱い何かが溢れてしまいそうで
教室にも入れず
ここへ逃げて来た。
山本 柚希
柵にもたれ掛かり俺はその場に座った。
山本 柚希
山本 柚希
山本 柚希
山本 柚希
俺は昨日白石さんに過去を打ち明けた。
白石さんは拒絶する事なく
俺の話を最後まで聞いてくれて
俺の味方でいると言ってくれた。
山本 柚希
山本 柚希
山本 柚希
ガチャ…ーーー
………………
…………
……
山本 柚希
俺は扉のある方へ顔を上げた
扉の向こうに立っていたのは…ーーーー
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
俺は立ち上がり、
周りを見渡す。
山本 柚希
一歩ずつ距離を縮める山口から
逃げるように横へとズレる。
山口 蒼真
山本 柚希
山口はまたゆっくりと一歩ずつ距離を縮める。
俺はまた距離を取るため横へとズレた。
山口 蒼真
山本 柚希
俺たちは暫くこの行動を繰り返し、
ガシャン…ーーー
山本 柚希
フェンスに肩があたり、
背中が冷たい金網についた。
山口 蒼真
山本 柚希
俺は逃げ場を探す。
山口 蒼真
山本 柚希
山本 柚希
この場から逃げるために、
前へ走り出した。
山口の横を通り過ぎようとした。
その時ーーー
ギュッーーー
山口 蒼真
腕を掴まれ、俺は静止した。
山本 柚希
山本 柚希
山本 柚希
山口 蒼真
山本 柚希
山本 柚希
山口 蒼真
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
授業開始のチャイムが鳴り響く。
チャイムが鳴り終わるまで
俺たちはこのまま、
静かに待っていた。
誰も、何も言わない。
聞こえるのは、
風の音だけだった。
山口 蒼真
山本 柚希
掴んでいた腕を離され
俺は手を引っ込める。
そして、そのまま床へ座り
逃げる事をやめた。
山口 蒼真
山口もそんな様子の俺を見て
静かに隣へ座った。
山本 柚希
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
今までたくさん二人で一緒に
過ごして来たはずなのに
今はなんだかぎこちない空気が流れていた。
山本 柚希
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
俺は顔を隠すように俯いた。
山本 柚希
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
山口は、何も言わない。
代わりに俺の頭に手を置いて、
優しく撫でた。
山本 柚希
山口 蒼真
涙と共に
苦しい気持ちが流れて行く。
苦しかった胸が
少しずつ温かくなった。
暫く泣き続けた俺は、
少し落ち着きを戻し
顔を上げた。
そこには、山口がいて
山口は優しく微笑んだ。
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
山口 蒼真
山本 柚希
山口は覚悟を決めるかのように
息を一つ吐いた。
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
山口 蒼真
山本 柚希
何となくわかっていた。
山口が俺のことを好きなこと。
そして、俺も………
山本 柚希
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
山本 柚希
言葉に出した瞬間
俺は山口の胸へ飛び込んだ。
山口は一瞬固まった。
山口 蒼真
が、俺の背中に腕を回して
優しく抱きしめてくれた。
そして、山口は目を細めて
優しく微笑んだ。
山口 蒼真
山口 蒼真
【想い】 ー終ー