しずく
別に俺はお前のこと好きじゃないから。
秋菜
雫が結婚してって言ったんでしょ!
しずく
確かにそれは…
でも,俺は…
でも,俺は…
秋菜
私は雫のこと好きだよ!
しずく
じゃあ俺もまだ好きって気持ちまだ少しだけならあるから、俺を100パーにしてみろ。
秋菜
わかった。
それまで別居ね。
それまで別居ね。
春樹
先生,また図書室にいる…
秋菜
春樹君どうかしたの?
春樹
いや,なんでいつも図書室にいるのかなって…
秋菜
ま,まあね
秋菜
春樹君こそ。
春樹
僕は先生みたいに秘密主義じゃないんで教えてあげます。
春樹
耳貸してください。
秋菜
え,うん…
春樹
先生のことが好きなんです…
秋菜
え?
春樹
先生は,この学校の先生の中で一番若くて最初に好きになった女性です。
春樹
付き合ってください。
秋菜
でも私…
春樹
じゃないとどうなるかわかりますか?
秋菜
付き合うくらいならいいのかな…
秋菜
誰にも秘密にしてくれる?
春樹
いいですよ!
春樹
じゃあミッションです。
別に好きじゃないんでしょ。
別に好きじゃないんでしょ。
秋菜
うん。まあ,そうだけど。
春樹
じゃあ先生が僕に惚れるミッションですね!
秋菜
なんで生徒に逆らえないの!?バカバカバカ…!
春樹
僕のこと,好きだからじゃないんですか?
秋菜
ち、ちがいます!
秋菜
それよりもう下校時刻とっくに過ぎてるのに帰らんの?
春樹
…別に
秋菜
何か…