ずっと好きだったんだ

これは中太の微BLです 薔薇(BL)が無理な人、底辺極めたクオリティでも大丈夫な方、 上記のものが無理な方は閲覧を推奨しません⚠️

また起きる。

また、

嗚呼...

私は数ヶ月前からポートマフィアに戻っている。 幹部としては変わらないが生活は少し変わった なんせ今まで的であった彼らが仲間になるんだもの そりゃ少しは変わるよねと、感じながらも支度をする。

季節は冬

外では雪がちらついている

＊ ＊ ＊

支度を済ませて扉を開ける、と同時に

ﾋﾟﾘﾘﾘﾘﾘ

ピッ

いくつか任務を終わらせた後

えっ展開飛ばしすｇ((((((

会場

ｶﾞﾔｶﾞﾔ...

ﾀｯﾀｯﾀｯ...

別室に移動したとて別にあいつは直ぐに撒ける...

否、始末した方が早いか...

そう考える太宰の顔はなんとも言えない不気味さを浮べていた

ｶﾂ...ｶﾂ...

ｽｯ...

銃を持った男が一人、壁の後ろから現れる

男は口を開け...

もう一人現れ中也目掛けて弾を撃つ

身を翻し相手に距離を近づけて一発、

はっ！

ﾀｯﾀｯﾀｯ...

ターゲットが部屋に戻り残りは後始末だけになった...

太宰は追ってくる相手の方へ歩く

ﾊﾞﾝｯ

....ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

声の方から中也と男が走って来る 男はナイフを投げてきた

とっさに避けるも左腕に飛んできたナイフが刺さる

とたんに激痛が走り腕を抑える

ﾄﾞｯ

出血するにつれ意識が遠のく

中也に声をかけられたのを堺に私の目の前は真っ暗になった

あぁ、クソッ!!!...

なんであんな奴を逃して...太宰をこんな目に遭わせるなんて何をしてたんだ俺はっ

ボスに手当をされまだ寝ている太宰の横に 静かに座る

あぁ、

ずっと大切だった

好きだった

窓の間から差し込んでいる陽の光に 太宰の顔が照らされている

いつもよりも血の気はないがその顔は見れば見るほど 美しかった

どっかのお姫様はキスされて起きるんだっけか

それなら、

ﾁｭｯ

意識が戻ってくる感覚がする

戻ってくるにつれて誰かの声が聞こえてくる

声の主が中也なのはわかるが内容がとぎれとぎれで聞き取れない

ﾁｭｯ

その瞬間唇に柔らかいものがあたった

薄っすらと目を開けると中也の顔がめの前にあった

い、今中也は何をしたんだ？ キ、、キｯ...

顔中が熱くなるのを感じた

照れてるこいつの顔はとても可愛いかった

混乱する私の頭を無視して言葉が紡がれる

なんだか真剣な顔をして真っ直ぐに向き合った相棒の顔は 不覚にもカッコイイと思ってしまった

ちびっこ帽子の癖に... こんなタイミングにこんな逃げ道も何もないとこで...

ダメだ中也の顔が見れない、 恥ずかしすぎる、絶対に赤くなってる...

とっさに右腕で顔を覆う

こんなのおかしすぎる...けど

顔を隠して言う相棒の姿が可笑しくって、可愛くって

これからも一緒に居続けられる事がとても幸せなんだ