TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

前回のあらすじ!ユウキとマリアが誘拐されて雫は一人で二人を助けるべく敵のアジトの所へ、果たして二人を救う事は出来るのか?

昔の雫

……(此処か…)

昔の雫

(ユウキ…マリア…無事で居て…!)

私は一本足を踏みれて進んだ…例えそれが罠だと知ってても大事な家族に手を出した彼奴を"絶対に許さない"

昔の雫

(随分と暗いな…だが人の気配はある…)

クソ息子

よく来たな…黒鬼!

昔の雫

後ろを振り返ると若い男とスーツを着ていた人達が居た…おそらく彼奴が今回の黒幕だ

昔の雫

ペラッ(お前があの〇〇カンパニーの息子か?)(紙とペンで書いた)

クソ息子

そうだ

昔の雫

ペラッ(マリアや私の弟を攫ったのも…!)

クソ息子

勿論全て俺がやった

昔の雫

ペラッ(何故こんな事を?)

クソ息子

決まってるだろ…"お前が俺のマリアの隣に居るのが気に入らないからだ!!"

昔の雫

……(は?)

何いってんだコイツ?って思った雫だがクソ息子は気にせず話を続けた

クソ息子

マリアはなぁ…俺の"運命の相手"なんだよ!そう…アレは忘れもしない…四年前の事だ

昔の雫

(急に回想始まった…(汗))

四年前…俺はとある社交でパーティーに招待された…だがそんな時

クソ息子

ッッ…!(汗)

パーティーで出された生のかきに当たったんだ。腹の痛さで人気のない所でうずくまってて正直キツかった…だがそんな時一人の女性に出会ったのだ…

マリア

あの…もし良ければこれ…飲んで下さい(薬を渡す)

クソ息子

?…!//////

そう…その女性は"マリア"だった…こんな俺に優しく話しかけて挙げ句の果てには薬をくれた…そんな彼女に俺は"恋に落ちた"。それと同時にマリア自身を欲するようになった

クソ息子

それから俺はずっとマリアの事を遠くから見ていた…ずっとずっと…そしてマリアの自宅に行き親父と共にマリアを嫁にくれと申し込んだ…だがマリアの両親には反対され、そして貴様はマリアの隣に居座った!💢

クソ息子

貴様は!マリアとずっと一緒に居て滅多に見せない彼女の表情を独り占め…そんなお前を見てるだけで腹が立つ!!💢💢

昔の雫

……(汗)ペラッ(つまりは私に対する"逆恨み"かよ…(汗))

クソ息子

嗚呼!その通りだ!!💢💢

そんな理由で恨まれるとは正直呆れた…そして周りの人も少し引いている様子だ

昔の雫

ペラッ(理由は分かった…けどなぁ…マリアはお前の事なんか"好きじゃねえよ!"むしろ…お前のその行動のせいで自由になれずに怯えた生活になったんだろ!!)

クソ息子

ッ黙れ!やれお前達!!💢💢

敵達

うぉぉぉー!!(一斉に襲い掛かってきた)

昔の雫

(上等だ…全員まとめてかかってこい!!)(鉄パイプを構える)

敵A

オラッ!!(拳を振るう)

昔の雫

サッ(避けてからの敵Aに蹴りを入れた)

ドゴッ!!

敵A

グハッ!?(汗)

敵B

!貴様よくも…!💢

昔の雫

ブンッ!(敵Bをパイプで思いっきり打ち飛ばした)

カキーンッ!!

敵B

うわぁぁー!!?(汗)

キラーンッ!⭐

昔の雫

…フンッ

怪しい人

よぉ…久しぶりだな…黒鬼!

昔の雫

怪しい人

この前の恨み…晴らさせて貰うぞ!!(殴りかかる)

昔の雫

……(パイプで怪しい人の後頭部き打ち込んだ)

ドゴーンッ!!

怪しい人

ゴフッ!?(汗)バタッ

昔の雫

……ギロッ!(敵達を睨む)

敵達

!(汗)

昔の雫

(もう少し耐えてね…二人共)タッ!!

一方その頃…

マリア

あの…ユウキさん…

ユウキ

?何マリアちゃん?

マリア

その…ユウキさんって兄弟って居ますか?

ユウキ

えっと…お姉ちゃんは居るよ

マリア

お姉さんが居るんですか?

ユウキ

うん!優しくて病気の僕を何時も気にかけてくれる自慢のお姉ちゃんだよ!

マリア

いいなぁ…私は一人っ子なので羨ましいです

ユウキ

フフッ!

ガチャッ

マリア

ユウキ

クソ息子

やぁ…気分はどうだい?

マリア

……(睨む)

クソ息子

そんな怖い顔をしないでくれ…それで俺の嫁になる気はなったか?

ユウキ

嫁…?

マリア

…私ならともかく!関係のないユウキさんを此処に閉じ込めたくせに何が嫁ですか!!💢

クソ息子

関係はある…何故ならそいつはあの"黒鬼の弟"だからな

マリア

…え?(汗)

ユウキ

どういう事…?(汗)

クソ息子

要するにお前はただの"人質"だ…彼奴を此処へおびき寄せる為の

マリア

ッ!(汗)

クソ息子

てことでお前の大事な"兄"のタヒぬ姿を見るが良い!w

ユウキ

ッ…!…?(兄?(汗))

クソ息子

ほらこっち来い!グイッ(引っ張る)

ユウキ

うわっ!?(汗)

マリア

!ユウキさん!(汗)

ユウキはそのままクソ息子に引っ張られて何処かへ行ってしまった

マリア

…黒鬼さん…!(汗)

昔の雫

ガハッ!(汗)

敵C

おいおいもうおしまいか?w

多人数相手をしているうちにすっかりフルボッコにされてしまった雫…

昔の雫

ハァハァ…!(汗)

クソ息子

フハハハッ!いい気味だw

ユウキ

!お姉ちゃん!!(汗)

昔の雫

!(ユウキ!(汗))

クソ息子

おっと…これ以上動くとコイツがどうなるか…分かってるよな?(ナイフをユウキの方に向ける)

ユウキ

!?(汗)

昔の雫

ッ…!(汗)

ユウキ

ッもうやめて!!

昔の雫

!(汗)

ユウキ

もう良いよお姉ちゃん…僕の事は良いから…"早く逃げて"!!(泣)

昔の雫

(ユウキ…!(汗))

クソ息子

遊びはそこまでだ…やれ!

敵C

御意!

昔の雫

ハァハァ…(駄目だ…意識が薄れてく…結局私は何も…)

"守れないんだ…"私は諦めてタヒを覚悟したその時…!

本当にそれで良いの?

昔の雫

?(誰…?)

私は…

雫(幼少期)

私は"貴方だよ"

昔の雫

!?(汗)

突然話しかけてきたのは幼少期の私だった…

昔の雫

(何で…小さい頃の私が…?(汗))

雫(幼少期)

そんな事より!ねぇ今の私…本当にこのままで良いの?

昔の雫

ッ(それは…(汗))

雫(幼少期)

このままタヒんじゃったら意味なんかないよ?

昔の雫

(でも私は…弱い…友達や…家族や…誰も守れない…こんな自分なんか…居なくなった方が…!)

雫(幼少期)

違う!

昔の雫

雫(幼少期)

弱くなんかない!貴方は強い!"誰よりも強いって知ってるんだから"!!

昔の雫

(え…?)

雫(幼少期)

それに周りに"化け物"とかなんとか言われたって知ったこっちゃない!"自分の人生…自分がやりたい様に生きる!!"自分を押し○す事はもうやめよう!

昔の雫

!(そうだ…いじめられて周りに色んな事を言われたからって自分を押し○してたんだ…!(泣))

雫(幼少期)

最後に一言…"諦めずに最後までやり遂げて!"

昔の雫

!うん!(泣)

敵C

じゃあな…黒鬼さんよぉ!w(一撃を入れようとする)

ユウキ

!お姉ちゃーーん!!(泣)

昔の雫

……ガシッ(敵Cの拳を掴んだ)

敵C

!?(汗)

クソ息子

何!?(汗)

昔の雫

……(敵Cをそのまま思いっきり殴った)

ドゴッ!!

敵C

グハッ!?(汗)Ω\ζ°)チーン

クソ息子

!馬鹿な!?(汗)

ユウキ

!お姉ちゃん…?(泣)

昔の雫

……タッ!!(一気にユウキ達の所へ近付く)

クソ息子

!?(汗)

昔の雫

……(ゆっくり近付く)

クソ息子

ッ来るな!!(汗)(銃を構えてそのまま撃った)

バンッバンッバンッ!!

ユウキ

お姉ちゃん!!(汗)

昔の雫

……ガシッ(素手で玉を掴んだ)

クソ息子

ッ!クソッ!!(汗)

クソ息子はひたすら銃を撃つが雫は弾を掴みずつゆっくりと近付いていく

クソ息子

な…何だよお前…!化け物か…!!(汗)

昔の雫

……そうだよ

クソ息子

!(汗)

昔の雫

だけど…こんな私でも…"誰かを守る事だって出来るんだよ"…それによくも私の家族に手を出したな…💢ギロッ

クソ息子

ヒッ…!?(汗)

昔の雫

例えこの会社の社長息子だろうと関係ない…お前の罪を今此処で償ってもらうぞ?💢

クソ息子

やめろ…く…来るな…!(泣)

昔の雫

喰らえーー!!💢(顔面を思いっきり殴った)

ドゴッ!!

クソ息子

グハッ!?(汗)Ω\ζ°)チーン

昔の雫

ふぅ…

ユウキ

お姉ちゃーん!!(泣)ギュッ(雫に抱きしめる)

昔の雫

!良かった…ユウキが無事で…

ユウキ

!お姉ちゃん…声が…!(泣)

昔の雫

!本当だ…私声が…!

ユウキ

うわーんっ!良かったー!!(泣)。⁠:゚⁠(⁠;⁠´⁠∩⁠`⁠;⁠)゚⁠:⁠。

昔の雫

…!それよりマリアは?(汗)

ユウキ

!地下みたいな所に居る!案内するから付いて来て!!

昔の雫

分かった!ヒョイ(ユウキをお姫様抱っこをする)

ユウキ

わっ!?(汗)

昔の雫

運ぶから道案内お願いね?

ユウキ

うん!あっちだよ!

昔の雫

了解!

私はその場を後にしすぐにマリアの所へ行った

マリア

……

ユウキ

マリアちゃーん!!

マリア

!ユウキさん…!

昔の雫

…迎えに来ましたよ…お嬢様

マリア

!黒鬼さん!貴方が声が…!

昔の雫

待ってて下さい。今此処から出してあげます

ユウキ

でも鍵掛かってるよ?(汗)

昔の雫

あっ本当だ。仕方がない…お嬢様、少し離れて下さい

マリア

?良いですけど…

ユウキ

"お姉ちゃん"一体何する気なの?(汗)

マリア

?お姉ちゃん…?

昔の雫

スゥ~…フンッ!!(檻を蹴っ飛ばした)

ガッシャーンッ!!

マリア

!?(汗)

ユウキ

!?(汗)

檻を蹴り壊すという物凄い力技で開けた

昔の雫

ふぅ…

ユウキ

す…すごーい!お姉ちゃんこんな事出来るの?✨

昔の雫

?うん

ユウキ

わぁかっこいいー!!✨

マリア

えぇ…(汗)

昔の雫

まぁ兎に角此処を出よう

マリア

分かりました!(それにしても…ユウキさんお姫様抱っこされて羨ましいですね…)

外に出れた

昔の雫

!パトカーだ

ユウキ

!本当だ!

外に出るとパトカーが目の前に居てあのクソ息子とその父親そして関係者全員が乗せられていた

マリアの母

マリアー!!(汗)

マリアの父

マリアー!!(汗)

マリア

!お父様、お母様!!

そしてマリアの両親が駆けつけて来た

マリアの母

良かった…無事で…!(泣)

マリアの父

嗚呼…本当に…!(泣)

マリア

お父様…お母様…!(泣)

ユウキ

良かったねマリアちゃん

昔の雫

そうだね

雫の母

雫ー!ユウキー!!(汗)

雫の父

大丈夫かー!!(汗)

ユウキ

!お父さん、お母さん!!

続いて私達の両親も慌てて来た

雫の母

大丈夫?怪我はない?(汗)

ユウキ

僕は平気だけど…お姉ちゃんが…(汗)

昔の雫

……(顔や身体が傷たらけ)

雫の父

!大怪我してるじゃないか!?誰だ!うちの可愛い娘に傷を付けた輩はー!!💢

ユウキ

もう逮捕されてるよお父さん…(汗)

昔の雫

…お父さん…お母さん…

雫の母

!雫…貴方…!

昔の雫

喋れる様になれたよ…

雫の父

ッ…良かったー!!(泣)ギュッ(雫とユウキを抱き締める)

昔の雫

わっ!?

ユウキ

わっ!?

雫の母

もう一度声を聞けるなんて…うぅ…!(泣)

昔の雫

大袈裟だな〜…(汗)

マリア

……あの!黒鬼さん!

昔の雫

?何ですか?

マリア

えっと…その…実はわたくし…"貴方に伝えたい事が…!"

昔の雫

え?

マリアの母

頑張ってマリア!

ユウキ

え?何々?

マリア

たっ単刀直入に言います…実はわたくし…貴方の事が…すっ好きです!なので"わたくしと結婚してください"!/////

昔の雫

……へ?(汗)

雫の父

あ…あの…マリアちゃん?(汗)

マリア

あっ大丈夫です!息子さんを絶対に幸せに…!

ユウキ

お姉ちゃんは…"女の子"だよ?(汗)

マリア

……え?(汗)

マリアの母

え?(汗)

マリアの父

え?(汗)

…えぇぇぇ!!?(汗)byマリア達

昔の雫

私…ずっと男だと思われてたのか…(汗)(ちょっとショック)

マリア

そっそれでも好きです!!(汗)

雫の母

なんて根性かしら…(汗)

昔の雫

うーん…気持ちは嬉しいですけど…ごめんなさい。私は貴方の気持ちには答えられません

マリア

えっ…

昔の雫

それに…女の子同士は結婚出来ませんよ?(汗)

マリア

愛に性別は関係ありませんわ!!

昔の雫

えぇ…(汗)

雫の母

ねぇ…貴方…これはどうなの?(汗)

雫の父

うーん……(汗)

マリアの父

えー…改めて礼を言おう黒鬼…いや雫

マリアの母

マリアを助けてくれて本当にありがとう!

昔の雫

そんな大した事ではないですよ…もうこれで狙われる事はないって事で"ボディーガードを辞めます"

マリアの母

!あら…そう

マリアの父

分かった…今までありがとな…!そうだもし良かったら何だが…"ユウキ君の病気を治してやろう"

昔の雫

雫の母

!本当ですか!?

マリアの父

はい。勿論タダで

雫の父

良かったなユウキ!

ユウキ

僕…治るの?(汗)

昔の雫

うん!

ユウキ

!やったー!!

昔の雫

フフッ

マリア

黒鬼さん…いいえ雫さん。わたくし諦めませんから!

こうして雫は本当の自分を取り戻し、幸せに暮らしましたとさ…

すまないスクールの桜姫第二章!桜舞い散る時

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

48

コメント

2

ユーザー

いい話でした!!(泣)

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚