誠一
誠一
辺りの景色を見て、ここは病院なのだと気がつく。
オレは一体、どのくらい眠っていたのだろう
そんなことを考えていると、看護師さんらしき人が部屋に入ってきた。
モブ看護師
そこから先生が来てオレは身体に異常は見られないというのに急に倒れ、まる1週間目を覚まさなかったこと、今日はまだ一応入院しておいて、また明日辺りに退院することとなった。
誠一
モブ看護師
誠一
看護師さんが病室から去った後、オレは恵美たちにどう連絡するか迷っていた
誠一
誠一
健三
誠一
健三
【 しばらくして 】
まどか
恵美は走ってきたのか呼吸が荒くなっており入院しているオレよりも心配になるレベルだった、まぁそれほどオレのことを大切に思ってくれている証拠だろう。
健三
健三は病院では走ってはダメというルールを破るか破らないか危ういラインの早歩きかなにかできたようで呼吸こそ荒くなってはいないが汗を少しかいている。
誠一
まどか
誠一
健三
誠一
健三
まどか
健三
誠一
まどか
誠一
健三
誠一
まどか
誠一
まどか
健三
まどか
誠一
誠一
その時、部屋の外から少しいい匂いがした。
誠一
モブ看護師
※朝ごはんは面会の前に食べました
誠一
やっぱり病院食というのは味が薄い、いつもの飯が食べたいし酒も飲みたい、花に水だってあげないと、本当事務所に帰ってからやりたいことが多すぎる。
誠一
誠一
思い出せば出すほど分からなくて頭痛がする、ただひとつわかるのはとても目を惹かれるものだったということだ。
誠一
その日はずっとぼーっとしながら色々考えることしか出来なかった、なんだか気力を全て奪われたみたいに体が動かなくて。
それがどうにも気持ち悪かったのを覚えている。
次の日、退院後。
誠一
車の窓越しに見る海がとても綺麗だった、あそこになら人魚だって居そうな気がするほど輝いていて夏頃は人気なのだろうというのが簡単に予想できる。
まどか
誠一
健三
誠一
まどか
健三
まどか
そんな会話をしていると何となくもう一度あの海がみたくなって車の窓を少し開けて景色を見る、そうしたら海の真ん中に誰かが立っているのが見えたあそこは相当深いはずだがふくらはぎらしきものが見えている
なんだかおかしいと思い瞬きをしてからその人のことを見たらなかったのだ。いや、正確に言うと真っ黒でどんな人か分からなかった。
誠一
この原因不明の頭痛と見ないようにと思っても目を引いてくるその不気味さ、それはどう考えてもあの時と同じだ。 そこからオレはあの影が自分が倒れた原因なのだと確信した。
まどか
誠一
まどか
誠一
健三
誠一
まどか
まどか
誠一
そう言った瞬間車のスピードがとても上がり恵美と二人で焦っていると健三がクスクスと笑い始めた
誠一
健三
まどか
そんな会話しながらオレらは事務所に無事到着することが出来たのだった。
コメント
4件
誠一くん何を見たの?!! そして1週間も目が覚めなかった!! 情報が多すぎてビックリ💦 でも誠一くんが見たものは綺麗で居て、気持ち悪い…? 何だろう?海から、ふくらはぎが見えるって何だろう?考察しても分からない💦 健三さん誠一くんの事が、とても心配だったんだね可愛い(*´ω`*) スピードには気を付けて健三さん!! 続きを待ってます!