「君」と「僕」と「誰か」の歌
僕は僕なんだ
アイデンティティも言えないまま
君だったらできる
君は君で居ていい
なぜそう思う?
聞こえないふり
そうして指して刺してさして
あんたらに何がわかるんだ
僕でも分からない僕のこと
教えて
答えろ
応えてよ
天才
自分の嫌いなもの
悟る?
それは君だけ
「押し付けないで」
自我を捨てないと
「生き」てけない
個性なんか早くも死んだ?
完璧なのだろうか
そこに立っているシカバネ達
教えてくれ
「普通」に生きる方法を
この舞台を「普通」に生きて
幸せになれる術を
笑って生きる理由を
強がっているだけだろ
そんなものどうだっていい
「存在肯定」してほしい
僕のこと
僕は主人公なんかになれはしないけど
知らないさ
僕の弱いせい
もう全部見えない
何も知らないさ
きっと
「夢」のせいだ
「君」と「僕」と「誰か」の歌
僕は主人公なんかになれはしないけど







