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凛斗
……は？
ｽﾞｶﾞｯ……
凛斗と眞の間くらいだろうか，魔力で生成された魔法だろうか？勢いよく地面を叩き割る.
俊也
嘘……だろ
凛斗
……は,
2人は，同時に目を見開く.
凛斗
なんで，
”動けるやつが居るんだよ.”
其の視線の先には，空中で胡座をかいて 不気味に笑みを浮かべる，1人の少年の姿.
そう，八神玲.
怜
あはは〜.
怜
いいなぁ，俺も欲しいわ その異能.
フードを被っている為，相手からは顔が見えない.
凛斗
俊也！お前，解除してないよな？
俊也
まさか，完璧に時間を止めた。
怜
うん，俺以外皆止まってるよ.
凛斗
じゃぁ，何故君だけ？
怜
君だけって，ただ俺自身が勝手に解除しただけだよ
俊也
……ね，ねぇ。凛斗
凛斗
ん？，
俊也
こ、こいつ……おかしい.
凛斗
……ぇ，
その姿は酷く震えている.
俊也
こいつ，オーラが……！
俊也
魔法でも異能力者でもない！
俊也
真っ黒な……，
怜
ん 察しがいいなぁ……，
怜
俺には階級が無い.
怜
魔法使いでも，異能力でもない.
怜
じゃぁ，何だと.
怜
んー，そうだなぁ……
怜
今回はこれにしよう.
凛斗
……は？
ﾋﾟｷ……
俊也
……?!
玲の頬から目元までヒビの様な痣が出現.
ﾋﾞｷ……/右目の上ら辺か青い角が1本.
俊也
ねぇ，あれって……
凛斗
嘘だろ.この地球に居るのかよ……?!
”鬼人”
怜
今日の俺は青鬼.
怜
さぁ，鬼ごっこでもしようか
怜
捕まれば終わりのね〜
俊也
凛斗，ダメだ。こいつ
凛斗
いや，逃げれない.空間が閉ざされた。
俊也
え!?，嘘……
怜
さてさて，
怜
一体二の鬼ごっこ
怜
開始！
ｽ……
玲の左側に無数の青い魔法陣.
青い槍だ/魔法陣から現れ，二人を串刺しか……
凛斗
俊也，これはやべぇ……，運ゲーだ
俊也
僕，時間稼ぎしかできないよ？……
槍1本は俊也へ
凛斗
俊也！
俊也
……ｯ，分かってる！
俊也は手の平を前に，槍は目の前で停止.
怜
……ん，
怜
ほへぇ〜…
怜
便利だねぇ.
怜
でも，1本で体力消費激しいでしょ？まだまだ，槍はあるよー
俊也
＿＿＿ｯ
凛斗
ｯ，
凛斗が，俊也の目の前に/
凛斗
この時間帯影が多くて助かったわー！！
建物全ての影を操作/槍は掴む様にその場で停止.
怜
影の操作.
怜
と
怜
時間の操作.
怜
ふーん.
怜
面白い
怜
残念だが，これ以上は俺が君達を殺してしまう.
怜
加減が得意じゃなくてね〜
怜
体力がもう無い様だね？
凛斗
……ｯ
凛斗
舐めやがって……！
俊也
凛斗，……
怜
さぁさぁ，起きてるんでしょ？
”はーやと”
颯斗
ｯ＿＿うざぁ
凛斗
……んな！
俊也
2人も?!
ﾋﾞﾘ……，
颯斗
悪いけど＿いや、ごめんだけど
颯斗
一旦，おやすみ〜
”落雷”ﾋﾞﾘ…
/その場に，眩しい程の雷が落ちた.
凛斗
ｱｶﾞｯ……
俊也
……，
怜
ふぅ……，ないs
ﾋﾞﾘ……，/颯斗は既に玲の目の前.
怜
え？ちょい，
颯斗
お前も，一旦4ね！！
怜
眠れじゃないの?!
ﾋﾞﾘ……⚡
怜
ｱｶﾞｯ……
怜
あはは〜後でまた，殺されそう.……
ｶﾞｸ……
颯斗
もちろん，マジで しばく。何者だよ，ほんとに。
玲を抱え，地面へ着地
颯斗
あ、……
颯斗
時間停止……解除できない。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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