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この学校に転校して早2ヶ月

いつの日か、心を閉ざすようになった。

シオン

……

周りの音をかき消すように付けるイヤホン。

この行動がいつの間にか癖のように着いていた。

A

ーーーーー?ーー!!!

B

ー?……ーー、ーーー?

シオン

(早く帰ろう…)

家で特にやることも無いのに、足取りが早くなった

シオン

…あれ…ここの道、違う…

2ヶ月歩き続けた道。

いつもと違うのは一目瞭然だった。

シオン

どうしよう…これ、私迷子…?

友達なんていないし、大人に話しかける程勇気などない。

来た道を戻ろうとするも、また迷ってしまうんじゃないかと怖かった。

あのー、大丈夫ですか?

シオン

っ!?

他の人に声をかけられた驚きと警戒でスクールバックを強く握った。

警戒されてるのに気づいたのか、声を掛けてきた男性は優しく言った。

じゃぱぱ

そんな警戒しなくて大丈夫ですよ。
俺はじゃぱぱ。ここら辺に住んでます。
初めましてですよね♪

ニコッと笑っていう彼に私は頼るしか無かった。

シオン

私はシオンです…あ、あの、私迷子みたいで…

普通の人なら不審者だと思うようなことを言う彼だが、私は頼った。

じゃぱぱ

みたいだね。大丈夫だよ、送ってあげる♪

シオン

○○地区の方です…どこを行けば…

じゃぱぱ

はい、わかったよー。
その前に、ちょっと休憩して行こうか。ここまで来るの大変だったでしょ?
こっち、行こうか♪

手を差し伸べられた。

初めてあった人と知らない所へ行くのは怖かったが、『頼るしかない』そう思って彼の手を握った

じゃぱぱ

えーっと、シオンちゃんは大学生?

シオン

はい…2ヶ月前にここら辺に引っ越してきました…

じゃぱぱ

いーねー、学校生活楽しい?

シオン

……はい。楽しいです…

私は嘘をついた。

彼がどう思ったかは、気づいたのかは知らない。

でも、はち切れんばかりの笑顔を作る彼に、楽しくないなんて愚痴を言いたくはなかった。

じゃぱぱ

……じゃぁ、俺が初めてのお友達になってあげる♪

シオン

……え?

『見抜かれた』そう思った。

彼は私が嘘をついたことに気づいたことを。

じゃぱぱ

俺は学生じゃないけどさ?
一緒に楽しいことしようよ♪
あ、卑猥なこと考えてるわけじゃないからね?

ペラペラと喋る彼に私は置いてきぼりだったが、1人になりたくなかった。

シオン

……何を…するんですか?

じゃぱぱ

!……一緒に遊んでくれんの?

自分に興味を持ってくれたのが嬉しかったのか、彼は自慢げに言った。

じゃぱぱ

俺ねー、カラフルピーチっていうグループのリーダーでさ。
マインクラフト実況とか色々やってんだよ!
知ってる?

シオン

ゲームは…名前だけ。
……からふるぴーち…?

彼はスマホを弄り私に見せてくれた。

じゃぱぱ

そう、これのこと。知らなかったら今度調べて見て♪
マインクラフトはね、ブロックでできた世界で自由に遊ぶゲームのことだよ。

じゃぱぱ

俺合わせて12人のメンバーで定期的に実況して投稿してんの。
個性あるメンバーでさ、撮影がいっつも楽しくて♪
そういえばこの前ね、たっつんとなお兄が……
あっ、ごめん!

『俺だけ喋りすぎた!』そう思ったのか、口を手で塞いで謝ってきた。

じゃぱぱ

ごめんね。
俺だけ喋っちゃって…

シオン

いえ…楽しそうだって思いました…

シオン

私も…そんなふうに誰かとお話したいな…(ボソッ)

じゃぱぱ

俺が聞いてあげるじゃん!
さっきは俺ばっかり話しててごめんな?
なんか言いたいことでもある?

彼みたいな楽しい話しがある訳ではなかったから、黙り込んでしまった私に言ってきた。

じゃぱぱ

……愚痴でもちゃんと聞くよ?

その言葉に、私は口を開いた。

どうも、はじめましてこんにちは。
主の芝音(シオン)と申します。

こんな感じで、初めてTERRORで書いて見ました。

からぴち男性軍全員との恋愛ものを書きたいんですけど、完結させられるかどうか…不安で朝昼夜問わず眠れます((

それでは、今回の登場人物を紹介しましょう

シオン

シオンです…名前が作者と同じなのは思い浮かばなかったからってのと、からぴち男性軍と恋愛してみたいという要望の2つの裏事情があります…

それ、バラしちゃダメだよ

シオン

え、もう言っちゃいました…

シオンちゃんは、こんな感じに少し抜けたところがあるコミュ障ですね。
他の男性軍との物語でも、この子が主人公を演じます。
要するに9股。

シオン

そんな所まで行けるかも不安だけど…

痛いところ着いてくるね、覚悟しなさい。

シオン

えっ…

続いて、これを読んでるってことはみんな知っているであろう、からぴちリーダーの…

じゃぱぱ

じゃぱぱです!
イェーイ!

正直、テンションがよく分からないので私も探り探りやって行きます。
キャラ崩壊してたら申し訳ない…

じゃぱぱ

なんか酷くない?

気のせいですから安心して。

投稿頻度はまちまちになりますが、少しずつこういう物語を書いていくつもりですので、気長に待っていて下さると嬉しいです!

『こういうストーリーがいい』とか、『このCPで書いてほしい』とかがあれば、
何なりとリクエストしてください!
まぁ、出来るかどうかは置いといて…

ここまで見て下さりありがとうございました!
また他のストーリーで会いましょう。
それでは!

おつぴち〜
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