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もう何週間か経った夜。
布団に入った女の子は、目を閉じたまま動かない。
SOTA
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SOTA
少し間を空けて聞く
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壮大は迷わず、やわらかく返す
SOTA
少し安心したようにするけど
少し強張って言う。
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SOTA
壮大は答えなかった
静かに布団に入って
そっと腕をのばす
女の子の背中にあたたかさが伝わる。
力が抜けるように壮大に寄りかかる。
SOTA
小さな声。
さらに腕を回す壮大。
その腕の中で、ぽつりぽつりと
寝かけながら言葉を落とす。
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声に感情はこもってなくて
事実、過去をのべてるだけ
壮大は何も言わない。
一定のリズムで背中をぽんぽんする
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SOTA
女の子は初めて安心したように息を吐いて
息の形が変わっていく
SOTA
だけど今、誰かの腕の中で眠ろうとしてる
LEO
SOTA
MANATO
SHUNTO
SOTA
RYUHEI
JUNON
SOTA
SOTA
MANATO
SHUNTO
LEO
SOTA
SOTA
RYUHEI
SOTA
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
テーブルの上にはメモとペン
誰もすぐには書かない
MANATO
真人が先に言う
RYUHEI
SHUNTO
LEO
その言葉で全員が黙る
メモを見つめたまま壮大が言う
SOTA
誰かが提案しても
誰かが首を振って
消して
夜は長かった。
MANATO
RYUHEI
LEO
JUNON
SHUNTO
全員の視線が集まるメモの上には
″壮菜″という竜平の字。
一瞬の間
壮大は吹き出す
SOTA
″壮″大 と ″壮″菜
樹音は肩をすくめる
JUNON
MANATO
すぐに真人が被せる
MANATO
玲王が納得したように笑う
LEO
SOTA
空気が和らいだ
誰も竜平の書いた字を消すことはなかった
朝。
カーテンの隙間からやわらかい光が入る
ゆっくりと目を開ける
すぐそばに玲王
なんだか緊張しているような顔。
LEO
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玲王は一拍置いてから、
昨日の夜、頭の中で繰り返した音を
そっと口にした
LEO
女の子の目が見開かれる
もう一度。
LEO
その音は初めて
″自分に向けて″使われていた
女の子は静かに目を合わせて聞く
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LEO
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LEO
また静かに質問する。
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LEO
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不安そうに口を開らく
他の人の真似をして呼んでみる
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LEO
その勢いで抱っこして
連れていく玲王。
どたばた出てくる玲王
その腕の中には壮菜。
RYUHEI
RYUHEI
玲王が抱っこしながら一人一人の前に連れていく
LEO
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RYUHEI
RYUHEI
MANATO
LEO
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頭をわしゃわしゃする真人
MANATO
LEO
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JUNON
SHUNTO
LEO
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SOTA
SOTA
SOTA
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行動には出す訳じゃない
けどなんだか嬉しそうな壮菜
これからずっと呼ばれる音のカタチ。