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人形銀河の計画

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人形銀河の計画

18 - 魔の王

2022年11月14日

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瑛太

鬼王丸: 俺はお前たちの王となるのだ! そう宣言すると男は刀を抜き放ち、辺りにいた者たちを次々と斬り捨てていく。
そして男の体から発せられる禍々しいオーラが次第に広がっていく……。
「ふっふふ うわーははは ははははははは」
男の周りからは人々が逃げまどい、阿鼻叫喚の声だけが響き渡る。
「さぁもっと逃げるがいい 誰も助かりはしないぞ!」
男はさらに狂気を増し、笑い声をあげながら走り去って行った。
それから数刻の後、男は再び姿を現した。
その姿はもはや人間のものではなくなっていた……。
それは人の形を模しただけの異形の化け物に変わってしまったのだった。
「くっくっくっく 貴様らはもう終わりなのだ おとなしく絶望するがいい」
そして男は両手を広げ天に向かって高々と笑った。
「ははははははぁーっ!新しき世界の支配者様!!」
「仰せのとおりにいたします!」
「我ら永遠の奴隷となります」
「どうか永遠に支配して下さいませぇ」
「ああ なんという至福でしょうか」
「私たちのすべてがあなたのものになりましたわ」
「すべてです 全てでございますぅ」
「はい 全てを捧げます 命さえもぉ」
「ああっ 幸せすぎて死にそうです」
「お願いです 私を殺して下さいましぃ~」
「死んでしまいたいのです もう我慢できません」
「もっと愛してくださいまし」
「こんなにも私は淫乱なのです 見て下さい」
「触ってくださいませ 壊してもいいんです」
「殺して頂けるなんて 夢のようでございます」
「うふふふ これであなた様に抱かれ続けて死ぬことができますわ」

瑛太

鬼面六道:
「我らの魂は永遠に貴方と共にあります」
そう言い残し彼らは消えていった。
彼らにとって俺は神なのだ。
ならば俺は彼らに報いるために彼らの世界を作るとしよう。
それは誰もが平等で自由意志を持つことができる楽園の世界だ。
「さぁ、始めようか。」
六道はそう言うと静かに笑いを浮かべた。
そして彼の周りから白い光が放たれていく。
それはやがて彼を包み込み、さらに広がっていく。
民たちはそれを見ている事しか出来なかった。
だが、しばらくして異変が起こった。
民たちが一人また一人と倒れ始め、最後には皆気絶してしまったのだ! 彼は自分の力が信じられなかった。
そして民たちの様子を見つめているうちに、ある考えが浮かんできた。
『これでは神ではなく悪魔ではないか』
彼は愕然とし、自分が犯した過ちに気付いた。
だが、すでに遅かった。
彼はただ震えることしかできなかった。……そして、彼の世界は暗転していく。
その眼からは涙が流れ続けていた……。
そして、再び光を見た時、彼はすべてを思い出した。
そうだ、俺はあの時の事を後悔していたのだ

瑛太

私こそが新世界の王なのだから!
ルサールカ:
水神は言う お前たちは私に従うために生まれたのだ 水神の眷属として 永遠の生命を受けろ そうすれば命ある限り 永遠に生きられる ただしそれは 私が与える苦痛によってのみ 癒される苦しみだけだ 私はお前たちの罪を洗い流してやる だがそれは決して消えることのない刻印となる だから決して逃げられない さぁ契約しろ人間たちよ 痛みとともに生きることを ルキフェル: さぁ 私の奴隷になりなさい 美しい娘達よ 貴方達は選ばれたのです 私の手足となり働く喜びを知りなさい さぁ こちらへ来なさい 私のために働きなさい そして もっと美しくなりなさい その美しさで さらに多くの男を支配するのですよ それが女としての務めです 私の言うことを聞きなさい 私の命令に従いなさい 貴方達の未来はすべて 私の手の内にあるのですよ
「わーっはっは、これでやっと世界征服じゃ!皆のもの、今日からお前達は奴隷となるのじゃ!!」
悪魔サタン:
「貴様は何者だ!!何でこんな事をする!?」
「うひゃひゃひゃひゃ、我の名はサタンなりぃ!!!」
「貴様に恨みはないが、死んでもらうぞ!!」
「ほほう、いい度胸だ。だが、無駄な事だと知れぇ~!!!」
「くそぉ、体が動かん!!一体どうなってやがるんだぁ!!!

瑛太

私の名は天草四郎時貞(あまくさしろうときさだ)
神に代わり天上天下を支配しようと目論むものなり
聖女: 私は聖女 あなた達の魂を導く存在 あなた達は皆 死を迎えるまで苦しみから逃げられないのです 私の加護によりあなた達を救うことができる 私の力が必要ならば いつでも私の元に来るといいでしょう 私があなた達に安らぎを与えましょう 私の名前は聖女ジャンヌダルク あなたの運命は神の導きによって決められているのです 私と共に歩むことを望みなさい あなた達が私の側にいる限り 決して悪いことは起こりません なぜならば私は神に仕える身だからです 私こそが正義なのです 私に従うことがあなた方にとって最大の幸福となります あなた方は選ばれた人間であり 特別な存在であることを自覚しなければいけません あなた方の使命は唯一つ 世界の支配者になることです その使命を果たすためにはまず あなた方が神に選ばれた存在であるという事を理解させなければなりません あなた方は選ばれた人間として生まれてきたのです それを認識できない者は不幸を招きます あなた方に必要とされるのはただ一つ 私の命令に従って行動することです あなた方を

瑛太

私を楽しませるために さすればお前たちは永遠に生き続けよう この世界において永久に生きよ!
「地獄篇」より
※地獄篇(新訳版)から引用しています。
エスタ:
「うわぁっ!!!!」
私は飛び起きました。
悪夢を見たのです。
辺りはまだ暗く、静まりかえっていましたが、胸騒ぎがしました。
私は

瑛太

私利のために生き 他者の命を奪う事をためらうな お前たち自身の命でさえもな! そうすればお前たちは永遠の生を得るのだ 我と共に生きることを望まなかった者は すべて滅び去るがよい それが神の掟なのだから 神は人間を創り給うたが 人間は神に従わない だから滅ぼすのみだ 我は悪魔サタンなり ルシファー 堕天使の長にして地獄の王たる存在也 神に従いし聖なる者たちよ
我の前にひれ伏すがいい お前たちの魂はこの私が預かる やがて来る復活の時に備え 安息の時を過ごすが良い だが忘れるな 神は我らを決して許さないであろう 永遠に続く苦痛という罰を与えるために ルシフェル : 私はルシフェル。神に仕える者です。
今日は皆さんにお願いがあって参りました。
どうか、私たちを助けてください。
もう時間がないのです。
天界はもはや滅亡寸前なのです。
私たちは地上にいるある方に助けを求める事にしました。
その方は魔界の王として君臨している方でしたが、 私たちは彼を説得する事に成功しました。
しかし、問題はこれから起こりそうなのです。
今、人間界では恐ろしい事が起きようとしているのです。
それを食い止める事ができるのはその方の力だけでしょう。
どうか、私たちの力になってください。
ルシファー
: よく来たな、人の子等よ。
私が神に従う天使長、ルシファーである。
汝らに告げる。まもなく大いなる災いが起こるであろう。
それは、あのお方が目覚められたからである。
かつて、この世界を破滅の危機に追い込んだ魔王、サタン様の復活である。
サタン様に歯向かった愚かな神々によって、 サタン様は再び眠りについてしまわれた。
そして、永劫とも思える

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