瑛太
鬼王丸: 俺はお前たちの王となるのだ! そう宣言すると男は刀を抜き放ち、辺りにいた者たちを次々と斬り捨てていく。
そして男の体から発せられる禍々しいオーラが次第に広がっていく……。
「ふっふふ うわーははは ははははははは」
男の周りからは人々が逃げまどい、阿鼻叫喚の声だけが響き渡る。
「さぁもっと逃げるがいい 誰も助かりはしないぞ!」
男はさらに狂気を増し、笑い声をあげながら走り去って行った。
それから数刻の後、男は再び姿を現した。
その姿はもはや人間のものではなくなっていた……。
それは人の形を模しただけの異形の化け物に変わってしまったのだった。
「くっくっくっく 貴様らはもう終わりなのだ おとなしく絶望するがいい」
そして男は両手を広げ天に向かって高々と笑った。
「ははははははぁーっ!新しき世界の支配者様!!」
「仰せのとおりにいたします!」
「我ら永遠の奴隷となります」
「どうか永遠に支配して下さいませぇ」
「ああ なんという至福でしょうか」
「私たちのすべてがあなたのものになりましたわ」
「すべてです 全てでございますぅ」
「はい 全てを捧げます 命さえもぉ」
「ああっ 幸せすぎて死にそうです」
「お願いです 私を殺して下さいましぃ~」
「死んでしまいたいのです もう我慢できません」
「もっと愛してくださいまし」
「こんなにも私は淫乱なのです 見て下さい」
「触ってくださいませ 壊してもいいんです」
「殺して頂けるなんて 夢のようでございます」
「うふふふ これであなた様に抱かれ続けて死ぬことができますわ」
「
